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第二十三回 平成15年7月8日 お題【汗】
得票 句 作者 3点句選者
7点 汗拭いますらおぶりでやってきた 【八渓】 (細木、佐々木)
7点 竿一閃水面に汗の飛び散りて 【眠奈】 (本間)
7点 汗清か天城の道は海の果て 【鷹見】 (渡部)
5点 病む人の手にも薄き汗を食む 【光彩】 (真田)
5点 老い果つる農夫を生かす鍬の汗 【光彩】
4点 汗ぽたり足どり重き影法師 【十茶】 (今本)
4点 研ぐ風に笊の目荒き飯の汗 【走月】 (金子)
3点 玉の汗拭いし冷や汗脂汗 【立桃】 (一山)
3点 はつらつと子等の汗顔無限大 【光彩】
3点 声響く体育館の汗臭さ 【花車】
3点 汗ぬぐう木曽路は山また山の中 【鷹見】
3点 不意の客汗ふきふき麺茹でている 【八渓】
2点 還暦の顔還暦の汗の道 【眠奈】
2点 西日さすノートに汗のひろがって 【八渓】
1点 中華そば汗ごと食らう評判店 【花車】
1点 汗も引くほっと一息夏の夕 【立桃】
1点 水虫や汗かく足に憎き靴 【立桃】
1点 球児らのこめかみ白き汗の道 【鷹見】
夏嵐くろうの果ては成吉思汗 【眠奈】
濡れ髪に流れる汗や麗しく 【胡丘】
一息を入れて蚕豆汗の後 【走月】
甲子園夢見た汗も涙雨 【十茶】
汗光る球児の顔に悔し涙 【胡丘】
冷や汗を掻くほど涼し川下り 【十茶】
汗ばんだ背中寒かる通勤路 【胡丘】
成吉思汗箸踊り出す夏の午後 【走月】
涼求め滝を見上げる頬に汗 【花車】
自由句
得票 句 作者 3点句選者
9点 百日草一ひらごとある百の夢 【光彩】 (細木、佐々木)
7点 舟帰る夕凪の海真っ二つ 【八渓】 (真田、本間)
5点 梅雨の蝶木の葉を傘に雨宿り 【十茶】 (渡部)
4点 風死して木立の中や鳴きやまん 【走月】 (金子)
4点 薄闇に鱧挽く響き八瀬の宿 【眠奈】
4点 ずんばらりん雨雲斬りて夏芝居 【眠奈】
3点 麦藁やファーブル気どりでたもを振り 【花車】 (今本)
3点 雲海の輝き覚えた旅路かな 【胡丘】
3点 二日酔い犬に引かれて夏の朝 【十茶】 (一山)
3点 途方なる道おろおろと蝸牛 【鷹見】
3点 星祭り渡る悲願の舟に乗る 【光彩】
3点 梅雨の月無縁仏の墓眠る 【鷹見】
2点 素麺を中華の鍋で茹でてみる 【八渓】
2点 駅前のベンチ狭しと夕涼み 【立桃】
2点 火の色を変えて下べるや岩魚串 【走月】
2点 冷奴寝酒の一杯また一杯 【十茶】
1点 恋心芽生えて消える夏祭り 【胡丘】
1点 古画の庵此の身世もまた梅雨の中 【光彩】
1点 雨蛙札所の街は雨の中 【鷹見】
1点 甚平で人目忍びつヘルスかな 【立桃】
居酒屋の今夜もつまみは冷奴 【立桃】
甚平に白スニーカーの朝散歩 【花車】
浴衣着て足並み変わるデート道 【胡丘】
羽繕い池に忍ぶや花卯月 【走月】
水甘し目白の荘や蛍狩 【花車】
昼メシは鰻にすべえ朝曇り 【眠奈】
天花粉そこだけ稚児の肌になる 【八渓】
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7月8日(火)。神田『酔の助』にて。18:00〜22:30
出席者は、鷹見、十茶、光彩、花車、走月、立桃、胡丘、美順、眠奈の9名。
八渓は投句のみ。
兼題は鷹見、八渓、眠奈の三名が同点で並んだが、“天の声”の裁定により、八渓が優秀賞に決定。『余徳の人に余慶あり』といったところか。
自由句は“百日草一ひらごとある百の夢”の光彩が優秀賞獲得。「百日草の花びらは百もあるわけはない」との批判にも涼しい顔。
前回から『西村賞』が制定されたが、栄えある第1回の受賞作は、遊飛の“をんな去り鞄の側に扇子あり”に決定。選者の意外な一面が仄見える?
第24回酔句会は8月12日(火)。兼題はナシ。自由句のみ3句提出。美順女史がその場でお題を出す『納涼酔句バトル』を展開する予定!!! |
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