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第二十一回 平成15年5月13日 お題句【島】
得票 句 作者 3点句選者
8点 鯵焙り注ぎし焼酎島育ち 【遊飛】 (本間、一山)
7点 小島縫う連絡船の日傘立つ 【花車】 (渡部、長嶋)
7点 島渡し降りるも座すも遍路笠 【鷹見】 (佐々木、金子)
5点 五月晴れ異国間近に隠岐島 【花車】 (真田)
5点 花見あと島争いの酔い烏 【立桃】
4点 島国の哀しき性や田植え歌 【眠奈】
4点 瀬戸内の島に橋架け春の虹 【十茶】
4点 飛魚のくさやの匂い島煙る 【眠奈】
3点 島の浜異国の夏や流れつく 【走月】 (細木)
3点 鳴神やぴかりぐわらん島を打つ 【走月】
1点 春濤に沈む島影ひとり旅 【十茶】
2点 立夏なる夕日づしりと島の上 【遊飛】
2点 月島にもんじゃの匂い夏暖簾 【花車】
2点 蛇皮の音を島唄侘し春の月 【十茶】
1点 陽を被る小さき島の若葉色 【光彩】
1点 千年の青葉若葉や式根島 【遊飛】
1点 夏富士の湧き水湛う三島かな 【光彩】
1点 気紛れに海霧の中より北の島 【走月】
1点 新緑に島崎藤村記念館 【鷹見】
1点 絵手紙の江ノ島あたりも花曇り 【立桃】
帰るすべ無き島にさへ若葉雨 【眠奈】
屋久島や陽炎に隠る生態系 【光彩】
初島や手に鯉昇り熱海路か 【立桃】
ラジカセに島歌かかるポピー園 【鷹見】
自由句
得票 句 作者 3点句選者
10点 釈迦牟尼は葉桜の陰広隆寺 【眠奈】 (長嶋、金子)
7点 禿山の空に五線譜揚雲雀 【走月】 (真田、渡部)
6点 バスのりて春の眠りに身を任せ 【立桃】 (一山、細木)
5点 何をする事も無き夜の初鰹 【眠奈】 (本間)
5点 描く筆を染めるみどりや午の風 【走月】
5点 膝折りて佇み過ぐる落椿 【光彩】
4点 葉の裏の雨の行方ややぶれ傘 【走月】 (佐々木)
4点 朝粥や木匙舐めて飛騨の初夏 【遊飛】
3点 菖蒲湯の香り余韻に喉鳴らす 【花車】
2点 雲雀鳴くうえへうえへと深空あり 【遊飛】
2点 新緑や玉川上水太宰の碑 【鷹見】
2点 一筋の真水呼び込み田植えかな 【遊飛】
2点 栗の芽の放つ匂いに春愁 【立桃】
1点 歳時記の手垢にも初夏の陽が降りて 【眠奈】
1点 青空を水にし泳ぐこいのぼり 【十茶】
1点 ねぎ坊主負けるものかと背くらべ 【十茶】
1点 空高く蒲公英の綿上昇す 【光彩】
1点 夏隣り街人波の怒濤かな 【光彩】
1点 ベランダに泳ぐ緋鯉はみな小ぶり 【花車】
砂利道でひっそり蒲公英輝やけり 【十茶】
かしわ餠家人は何処か出かけたり 【鷹見】
新茶汲み古女房と出前寿司 【花車】
春眠や時計のせいと言い訳し 【立桃】
虹色の匂い残してしゃぼん玉 【鷹見】
走月氏は、優秀賞5回受賞で、大賞者の仲間入り。
おじさんたちを相手に、いつも頑張ってくれている美順嬢には、ただただ感謝感謝。 |