◇--- ホームページ拝見(連載) ---------------------------------◇

      第2回 吉川知生さんのページ
          (http://homepage1.nifty.com/ki-2/)

                          マイブック編集部

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 “手作り自費出版”を紹介するホームページですが、素朴なつくりでメッセ
ージはよく伝わります。特に、統一したページ名はないようです。仮に「吉川
知生さんのページ」としましたが、わかりやすく全体をあらわすページ名をつ
けたほうがいいと思います。

 内容は大きくわけて、

(1)書評
(2)手作り自費出版
(3)ハガキ絵 の3つから構成されています。

 「書評」の欄は、「50字批評─わたしの本棚・この30冊」というタイトルで
す。これは、いまはやりの書評のページのミニ版ですね。前書きによると「知
人たちにお願いして、数多くの蔵書のなかから、30冊を選んで書評してもらい
ました。それぞれ、ひととなりがにじみ出ていて、きっと楽しんでいただける
ものと思います」という感じで、誰でも投稿できるようになっています。なん
と「50字書評促進友の会」があり、会則が掲載されています(もちろん大上段
なものではありません)。

 さて2番目の「手作り自費出版」ですが、「知人に頼まれ、はじめて自費出
版を手がけたのが、平成5年のこと。費用を掛けられない中で、なんとか納得し
てもらえるものができないか。そこで、製本以外は自分の手でと、試行錯誤で
制作にとりかかりました。具体的な手順と、完成したいくつかの作品を紹介し
てあります」という前書きにあるとおり、本当に手作りでの自費出版の紹介で
す。

 私たち自費出版ネットワークの仲間には印刷業者が多いのですが、どうもこ
の吉川さんの「自費出版事始め」と題する実践紹介をみると“印刷”も自分で
やったのではないかと思うほどの「手作り度」です。この場合の“印刷”とは
パソコンからのプリンタ出力を考えています。実際いまのプリンタは両面印刷
もきれいにできますから、折と製本さえ専門家に頼めばかなり立派な書籍が手
づくりできます。

 自費出版文化賞にもかなり立派な手作りのカラー画集が応募されてきたこと
があります。こうした一種の趣味の延長のような手作り本が市民権をもってく
る日も近いかもしれません。私のやっているオンデマンド出版なんてのもこれ
に似ています。インターネットの登場で個人メディアの主流の座を奪われた出
版物は、今度は後方からこうした個人自費出版に侵食されようとしているので
しょうか。これも情報技術の「おかげ」です。

 吉川知生さんは「MyBook」の読者ですので、この辺について詳しいレポート
がお願いできたらと思っています。

 なお、「手作り自費出版」での製本は「製本工房リーブルさんにお願いしま
した」とあります。余談ですが、私の会社(エヌケイ情報システム)は、この
製本工房リーブルのある文京区のビルの4階に1年間ほどいたことがありま
す(その縁で今でも業界団体では文京支部に属しています)。

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