1999.5/15 夕刊デイリーの記事
9日正午頃、延岡市塩浜町笹目橋上流の沖田川で、外国産の珍しい大きな魚が釣上げられた。
釣ったのは、同市片田町の延岡高校一年生、大田尾高洋君(16)。ナマズ狙いでルアー釣りを楽しんでいたところにヒット。友人ら3人がかりで40分間の格闘の末に上げてみると、体長97cm、7kほどの大物だった。
見たこともない魚だったため、図鑑で調べてみると、北米やメキシコ、中米、キューバ産の「アリゲーターガー」という古代魚。海水、淡水、汽水と、どこでも生活できる肉食性。
付近の生態系を壊す可能性があるため、川に戻さずに、同市須美江の須美江ファミリー水族館に預かってもらった。
同水族館では、引き取ってくれる水族館を探す間一時預かる予定だが、「数年前からペットショップなどで売られている魚。3メートルほどに成長するが、飼い主が何らかの事情で放したのでは」と話す。
ブラックバスなど、従来国内に生息しない魚種の急増が各地で問題になっている中、水族館関係者は「生態系を壊すため、飼い主は最後まで責任を持って飼ってほしい」と、マニアのモラルに訴えている。