中級編
| 直線や緩やかなカーブなど、安定したラインを走っているとき、咄嗟の進路変更 (いわゆる、カクッと曲がること)は出来にくいものです。 急激に倒し込むには、安定したバランスを崩す必要があるのです。 そこで登場するのがこの技です。 曲がりたい方向の側のハンドルをチョンと前に押してやる「ちょっと待って下さい、左に曲がりたいとき、左のハンドルを前に出したら、 前輪は右を向くじゃないですか、そしたら逆じゃないですか?!」 良いところに気が付きましたね、では、実験してみましょう。 見通しがよく、車の来ない安全な直進路を走って下さい。(あなたが実験するん です!) そして、左をイメージして下さい、左ですよ。左手でハンドルをクイッと前に押して 見て下さい、ほらっ!カクッと左に倒れたでしょ。 (ここで転けたら笑いもんですよ)今度は右です。 ほら、右にカクッとなった。 理屈はこうです。 前輪にはキャスター角がついてます、そのため、右のハンドルを前に押すと、 タイヤの接地点は車体の中心線(重心)より左に行き、車体は右に傾くのです。 これは自転車がトラックなどに巻き込まれる事故によくあります。 道路の左端にいる自転車の右側をトラックが通る、大きな車体の一部が自転車 のハンドルの右端に接触しハンドルが左むく、自転車は右側、トラック側へ倒れ 大きなタイヤに巻き込まれる。(痛ましいですね) つまり、この技で、重力、遠心力のバランスを急激に崩すことが出来るのです。 この技を練習することによって、カクッと曲がることができるようになります。 が、しかし緊急必要時以外の一般道路の通常走行では使わないで下さい。 急激な車線変更、進路変更は他の車を驚かせ、キケンです。 追い越す時にこれをやると、後ろの車は 「なんだこのやろう!」って思います。 一般道路では、滑らかに、マイルドな進路変更に心がけましょう。 |