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Kimura
Gourmet
グルメ

ここの紹介
ここの説明。
俺の気に入った店のこととか食材のこととか料理のレシピとかのことをを書くコーナーだ。

気に入った店を紹介するのは「込むから嫌だ」という気持ちもあるが、
あまり人が行かないとつぶれてしまうから、気に入っているなら紹介しなきゃ、というのもある。
その内詳しく書くが、うまいのに21世紀を迎えることができなかったお気に入りの店(マスコミでの有名店も含む)が結構あったのだ。



2002年8月11日
★今月の初物
 ある記事の関係で浅草公会堂に坂東玉三郎の踊りを見に行った帰りに、八ツ目鰻本舗というところで八つ目の蒲焼を初めて食べた。大分前に浅草ロックスで立嶋篤史のトークライブに行ったときに、この店の前を通りかかったことがあって、そういえば、と思い寄ったのだ。店先で炭火で焼いているのだが、右側が漢方薬局になっている。炭火と薬局の間に入り口があり、持ち帰りだけでなく、中でも食べられる。「生八ツ目鰻」と書かれている。すべての季節で生が手に入るわけではないらしい。焼いているのを見ると、鰻よりも肉が薄いが、見た目はよく似ていた。
 八ツ目鰻の蒲焼は1人前850円で、中のテーブルびつくと、まず、お茶とおしぼりが出される。しばし待つと焼き鳥が乗るような長方形の皿に四本くらいの串が出てくる。おそらく一匹分だろう。これを箸は使わず串を持って食べるのである。なんとなくうな重のようなものを想像していたが、全然違った。
 八目の身は、弾力があり、鰻と」比べ、脂は少ない。タレは甘めで濃厚なものが使われているが、これは幾分クセのある風味を中和させているようだ。思ったよりも食べやすい。
 ヤツメは他の魚の血を吸って生きる原始的な魚だと何かで読んだ。たしかビタミンAが豊富で目によいとか。NHKの「新八犬伝」という人形劇でも、目の患いの見舞いに差し入れるという形で登場していた。
 そのとき一度は食べてみようと思っていたが、約30年の時を経て達成。
 フグ、キャビア、フォアグラ、フナ寿司、子豚の丸焼き、やぎ汁とかは大人になってから初めて食べた。
 
 有名なご馳走の中では、まだ、スッポンを食べた事がない。韓国のエイ料理とか初心者には食べにくいといわれる発酵食品にもチャレンジしたい。クセのある発酵食品には慣れるとうまいものが結構あるからだ。

 ところで玉三郎氏の舞台には結構インパクトを受けた。印象が明確になるには多少の発酵期間が必要かも。
 あらためてコラムで触れるつもり。

2002年7月30日
明大前特集@ぐずぐす 相州屋

 先日、京王線の明大前で久しぶりに降りた。明大にいたる細い道がスターバックスをはじめ、カフェが並ぶ通りに変貌していたのにはびっくり。これまでも、明大前にくるたびに「飲食店は甘くない」と思い知らされるほど、多くの店が消えている。でも、俺のお気に入りはちゃんと残っていた。一つは明大泉校舎正門の右となりのマンションの一階にある、ぐずぐずという店で昼間は喫茶店で夜は酒も飲ませる。俺のおすすめはチーズ焼きハンバーグだが、この店、最近は、「激辛カレーの店」「マンガ喫茶のはしり」というキャッチフレーズで売っているらしい。カレーは激辛で、酸味がある独特のインド風。こういう味のは他では食べたことがない。
 昔からマンガが一杯あって、長居しても何も言われないので、ここで、柔侠伝シリーズとか大島由美子とかを読みまくった。6畳から8畳程度のスペースにテーブルやなんかが並んでいる店の作りつけの本棚(手造り風)に入るマンガだけだから、傾向は偏っている。ガロ系なんかも多いかな。だが、本の好みは割りと俺に合っていてちばてつやの短編集「蛍三七子」なんかはここで読んで気に入り、後で買った。
 俺は相席が大嫌いなので、決まって入って右側の大きなカウンター風テーブルの端っこに座る。また、店の人になれなれしく話しかけられたり、根堀葉掘りいろんなことを聞かれるのも嫌い。
 その点、ぐずぐずはほっといてくれるのでいい。
 もう一つのお気に入りはすずらん通りにある相州屋という定食屋である。
 ここは豚の生姜焼き(ニンニク入り)、キャベツ、マカロニサラダ、ひじきか切干大根、たくあん、味噌汁、ごはんのスタミナ定食がおすすめだ。コロッケ定食とか鯖の味噌煮定食、アジフライ定食なんかもいい。ごはんの量が多い目なのも○。どうもここは店内を改装したようである。

2002年7月18日
俺的グルメニュース
★1月ほど前、四谷の洋食屋「エリーゼ」で久しぶりに食おうと思ったら、メニューから「ビーフカツレツ」がなくなっていた。1200円(ライス、味噌汁つき)した「エリーゼ」で一番高いメニューだったから、常連でも食ったことがないヤツがいるかもしれないが、これが絶品。ほかの揚げ物はフライヤーで揚げているが、ビフカツだけはフライパンで揚げ、ミディアムな火の通りと柔らかい食感がなんともいえぬ、至高のメニュー。「あれ、ビフカツなくなったんですか」と店の人に聞くと、ええ今はやってないんです、という。なくなったのは、ひょっとして狂牛病騒ぎのせいだったのだろうか。復活を望む。
★ 三田の慶應大学近くのラーメン二郎本店は気に入っている。ラーメンは450円で量も多
い。一番高いのは大ブタダブルというやつでそれでも700円だったので初めて行ったとき、それを頼んだが死にそうになった挙句半分も食えなかった。量がとてつもなく多いのだ。一人前のフードファイター以外は決して大盛を頼んではいけません。小(しょう)でも普通のラーメン二杯分は優にある。小食の人は「少なめ」とか「麺半分」とか言うと対応してくれる。もっともここまで多いのは本店だけ。ちなみに、俺は大体「小」の食券を買い「堅め」と最初に言う。「ニンニク入れますか」と出す前に聞いてくるから、そのときは「野菜、辛め、ニンニク」と言う。「ゆで野菜を多めにしてニンニク入り、しょうゆを足して」と言う意味。こういう風に自分好みにアレンジしてたのめる。ラーメン二郎は一応チェーン展開しているが、味は店によって著しく違う。本店以外にもうまいところはあるが、トッピングの頼み方は微妙に違う店もある。たまに、他の店の常連が遠征してきて、ヤサイマシマシカラカラとか変な頼み方をすると、本店派としてはむかついたりするのである。
★ところで、しばらく前、ラーメン二郎本店の壁に油まみれのA4の「社訓」と称するものが書かれた剥がれかけの張り紙があった。まあ、社訓と言えるようなシロモノではないし、まあ、ジョークなんだろうと思っていたが、この間行ったら、黄色、赤、黒の三色刷りの張り紙になって壁の高い位置に貼り直されていた。おやじ、結構気に入っていたらしい。下のような内容だ。
★ラーメン二郎《社訓》
1. 清く正しく美しく。散歩に読書、ニコニコ貯金。週末は釣り、ゴルフ、写経。
2. 世のため人のため社会のため。
3. LOVE&PEACE&TOGETHERNESS
4. ごめんなさい。ひとこと言えるその勇気。
5. 味の乱れは心の乱れ。
心の乱れは家庭の乱れ。
家庭の乱れは社会の乱れ。
社会の乱れは国の乱れ。
国の乱れは宇宙の乱れ。
6. ニンニク入れますか。


Copyright2002 Osamu Kimura,All right Rserved.



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