月に照らされた 言葉たちの 眠る場所
いままでに たくさんの 言葉が 心から あふれていった
心の中に 湧き出たものを うまく 掬えた 言葉もあれば
また 澱のように 心の奥深く 沈んでしまった 言葉もある・・・
遠く手を離れて 風化してしまっていく言葉たち
もう 変色してしまって もとの形が わからない言葉たち
でも それは すべて拙いながらも その時々の 自分の姿を写した鏡
誰かを 愛しいと思う 気持・・・ 哀しい 思い・・・ 忘れたくない思い出
すべてが 等身大の自分自身の中から わきあがってきた小さな
言葉の泡粒達 すぐに 消え去ってしまいそうな 言葉たち・・・
自分が生きていた 証しの言葉を 埃をはらいながら たんねんに
ひとつづつ 拾い集めて 月の光を浴びせてあげたいと 思った
もう 戻れない 失われた時にいる 言葉たちが 蒼い月の光を浴びて
もしかしたら 新しい命を 吹き込まれて 輝きだすかもしれない
銀色をした 言葉のかけらが あなたの 心に 届いたなら 幸せです
2001/10/7 Lois@ケロヨン