国道39号留辺蘂町内舗装完工式
 開町50周年を祝う留辺蘂町は初日の祝賀記念行事として「大雪国道町内舗装完工式」を17日町温根湯公民館で盛大に開いた。
 会場には藤倉町長、斎藤商工会議所会頭のほか、来賓ら約80人が集まり、藤倉町長は「半世紀にわたる先人の努力に感謝し、あすへの発展を期そう」と力強くあいさつした。
 大雪国道の舗装は36年から4年がかりで進み、ことしで町地内の北見境界から石北峠間48・76`のうち45`を終了、文字どおり大雪山系を突っ走る一級国道として生まれ変わり、上川、北見両方面が太いパイプで結ばれた。
 町内の表通りの両側には紅白の幕が張りめぐらされ、頭上にひらめく「祝五十周年」の横断幕には、新しく制定された緑三角形の町章がくっきりとあざやか。道東の温泉郷と木材王国で売り出す人口二万一千の留辺蘂は、このあと500人の参会者が集まって挙式する20日の「町制五十周年祝賀会」を前に喜びにひたっている。
 留辺蘂町は開町五十周年記念にこのほど広報特集「るべしべ町五十年の歩み」とくだもの皿を全町全戸に配布した。(昭和39年9月道東通信社ニュース年報から)
温根湯スポーツセンター
 町民のスポーツ振興と温泉地への外客誘致を目的に、町はことしから温根湯にスポーツセンターを建設する。45年完成すれば、町民は年間を通して屋内スポーツが楽しめ、そのまま千五百人収容の集会場としても活用出来る。町民が長年にわたって望んでいたもので、特に体育関係者、温泉街の期待は大きい。
 いま町内の体育施設として青少年会館があるが、卓球をするのがやっと。バレー、バスケットなどは留辺蘂中の屋体を開放してもらい、しのいでいる。一方、温根湯温泉では全道的規模の各集会が開かれるが、人数が千人を越すと一堂に収容する場所がない。スポーツセンターは、町民のこうした二つの悩みを一挙に解消しようというもの。(昭和44年3月道東通信社ニュース年報から)
留辺蘂町役場新庁舎落成式(昭和44年11月28日)
 留辺蘂町の庁舎が落成し、28日、落成式が盛大に行なわれた。旧庁舎は昭和9年にできたが、ここ数年来行政機構が拡大、事務が複雑化するとともに手ぜまとなり、分室増築などで不便をしのいできた。このため、36年から庁舎建築費資金の積み立てをはじめ、昨年10月から一億千三百万円の工費で建築がはじめられ、今月初旬、ようやく完工したもの。新庁舎は総面積二千六百平方b、鉄筋コンクリートづくり三階建て、各階に会議室、書庫を設けて機能的にするとともに、温水暖房を施設するなど近代的センス十分に取り入れた道内の町村では指折りの建物だ。(昭和44年11月道東通信社ニュース年報から)
開町60周年・運動公園など四施設完成
 町内では今年、町の各施設の建設がちょっとしたラッシュ。旭運動公園、温根湯福祉センター、宮下保育所、消防庁舎の四施設で冬を目前に四施設とも工事のすべてを完了、22日に合同落成式を行ない完成を祝う。
 完成した施設の中で、最大規模を誇るのは旭運動公園。日本繊維アマ工場跡地二十fに、四十四年から六年計画で合わせて一億五千万円の巨費を投入した。主な施設を拾ってみても第一、第二野球場、陸上競技場、テニスコート、休憩舎、遊歩道、池(冬場はスケートリンク)公衆便所などがそろっている。
 このうち、第一球場は両翼九十b、センター百十三bの広さがあり、五千人の観客を収容できる本格的な施設。陸上競技場もトラック一周が四百b、用具類も完備して第三種公認を得ているなど、公園は名実ともに大スポーツランドに仕上がった。
 温根湯福祉センターは老朽化した温根湯公民館に代わって、同公民館西側に建設された。総工費一億二千万円で昨年十月から二年かかりで、鉄筋コンクリート二階建て延べ千二百平方b。研修室、会議室、集会用ホール、老人専用室、体育室などからなり、温根湯地区のコミュニティーセンターとして利用される。
 昨年九月、総工費二千万円で着工、今年三月に留辺蘂神社下に完成した宮下保育所は、すでに四月から六十人の子供を収容している。町内には五つの辺地保育所があり、町は年次計画で正式な常設保育所に格上げし、建物も新築することにしているが、同保育所はその第一号。(昭和49年10月道東通信社ニュース年報から)
追悼の現代的意義(中川 功)
 われわれの運動に対し「百年も前の死者の骨を掘って、いまさら何になるのか」―つまり掘ることの現代的意義はないのではないか、との批判があった。

1984(昭和59)年6月3日
花園55号で遺骨二体を発骨
 確かなことは中央道路の囚人も、常紋の監獄労働も、イトムカの朝鮮人・中国人も、ある条件さえなければ、この極寒の地に埋められなくてよかった人たちである。その条件とは、端的な表現をするなら、金子堅太郎の人命軽視の復命書がなければ、政府の監獄部屋取締まりが労働者の立場にたって行なわれていたなら、そして朝鮮・中国の侵略がなければ、という条件である。
 しかし、現実に、これらの人々は死に至らしめられた。中央道路建設のときには、この町に住民はいなかったから、この場合は除外するとして、常紋で、イトムカで、人々が死に至らしめられているとき、われわれの親や祖父母は、その場にいたのである。
 そして常紋でも、イトムカでも、労働者は自分の命を守るため逃亡した。これに対し、当時の民衆は三つの姿勢を示した。第一の立場は、逃亡者をかくまうように見せかけておきながら監獄部屋に通報し、補償金をもらった人たちである。数は少ないにしても、こうした人たちがいたことである。つかまえられた労働者は、死のリンチに会い、再び故郷に帰ることはなかったであろう。
 第二の立場は、逃亡者を助けた人々である。常紋では、茂住なをさん(留辺蘂町字旭三区、故人)は豆がらのなかに逃亡者をかくし、斎藤そ乃いさん(留辺蘂町字金華、故人)は、家にかくまい、食事と金を与え、温根湯へ山越えさせた。またイトムカの例では、中西ヨシヱさん(当時、留辺蘂町字厚和、故人)は、逃亡した朝鮮人の若者を出征兵士姿に変装させ見張人の追跡をふり切った。
 だが圧倒的に多かったのは、監獄部屋の報復をおそれ、逃亡者の助けの求めに対し、見て見ぬふりをした人々である。後世のわれわれは「なぜ助けなかったのか」と当時の民衆を批判することができる。しかし、その批判は、そのまま、現代のわれわれに返ってくる。「では、その場にお前が居合わせたなら、棒頭の報復をおそれずに助けることができたのか」と…。
 民衆史運動から、現代に生きるわれわれにつきつけられるもの―それは「他者の人権を守るために行動する思想が血肉化されているか」であろう。
 折しも、現在日本には“円高による高賃金”を求めて、フィリッピンなど東南アジアから、十万人とも二十万人ともいわれる外国人労働者が流入している。特別の技術を持たないこれらの人々のうち、男性は建設現場へ、女性はキャバレーなど風俗営業の分野で働き、賃金も日本人のそれを下まわり、その結果、六畳ひと間に八人が寝起きする事態さえまねいている。かって日本は、貧しい九州の山村から、東南アジアに“からゆきさん”を送った。そして今日日本は、“ジャパゆきさん”を迎えている。一方、かって日本はその底辺から監獄部屋労働者を生み、そして今日、アジアからこれに似た男性の労働者を迎えている。これに対し、日本のほとんどの労働組合は、これら外国人労働者の生活と権利を守る運動を起こしていないし、政府もこれを放置している。
 三種の強制労働の犠牲者は、いずれもその地域社会の構成員でない囚人、本州からの失業者、朝鮮人・中国人であった。そこに悲劇の発生を阻止できなかったひとつの要因がある。今日の外国人労働者も条件は酷似している。円高に無縁のような留辺蘂にも、多数の外国人女性労働者が出稼ぎに来る時代になった。
 万一、これらの人々が、人権を侵害されたとき、その地域社会に住むわれわれは、わが子を守るような気持ちでたたかうことができるだろうか。
留辺蘂高校増築工事進む
 留辺蘂高校(佐藤幹雄校長)は、今年4月から総合学科に転換して、情報、観光、人間生活などの5つの総合選択科目や陶芸、ダンス、音楽などの自由選択科目などを設けて全国から注目をされている。
 そんな中で、コンピューター120台の配置のため今年7月から増築工事が進められてきたが年内にも完成する予定だ。これで三年生のみだった情報処理が全校生徒に対応される。留辺蘂高校情報処理担当の木村先生を通して、私の著書『MS-EXCELによる情報処理検定問題集』SYSTEMPIT出版部販売も、是非活用して欲しいと見本として2冊程協力戴いた。是非、木村先生指導のもとにExcel表計算1級試験全校生徒全員合格をモットーにして頑張って欲しいものです。
 このほか情報処理教室の移行に伴い陶芸用の設備、介護教室の改築など増改築合わせて約三億二千万をかけて総合学科の魅力ある授業への基盤ができあがる。
「静楽園」着工へ
 移転か現在地かで揺れていた養護老人ホーム「静楽園」の改築が、いよいよ13年度、着工する。デイサービスセンターを併設する福祉の拠点となる施設は、駅南への移転という形で建設に入り、15年度に引っ越しの見込みだ。
 20億円を超える事業となるが、併設のデイサービスセンターは、介護保険制度の中で自立型の人たちへのサービス低下を招かないための施設。「いきがい対応型施設」(南川町長)になる。
 この建設とともに、全町福祉村化計画の策定も急ピッチ。12年度で公募の町民を含めた推進委員会を立ち上げ、今年4月下旬には、樹立させる計画で進められている。
 町の顔になる大通り商店街の近代化もいよいよ始動だ。道道拡幅に伴う用地買収は新年度からスタート。18年度までには商店街が一新される。この道路拡幅計画では、町道も含まれており、町にとって大事業になる。近代化を含めた事業費は120億円が見込まれており、南川町長は「町の景気浮上にも結びつく事業」と考えている。
 留辺蘂市街地の改築がほぼ終了した公営住宅は、新年度から温根湯地区を集中的に建て替える。松山団地など2団地を13年度から15年度にかけて改築、9棟26戸の計画で、現在より戸数が増加する。
 南川町長は、花のエリア、福祉村、生涯学習、地場産業、中心市街地の5つの重点についてプロジェクトチームを編成して、21世紀の姿を模索している。13年度以降で大きな事業が集中するため、切り詰めた財政を展開してきた。苦しさは変わらないが、「大型事業が経済効果に波及するとの期待が大きい」と話している。(2001年1月北見新聞から)
留辺蘂のあゆみから
 留辺蘂事務所(旧留辺蘂営林署)も1998年の改革関連2法によって網走中部森林管理署(旧置戸営林署)に統合される。留辺蘂は、昔でいう担当区4箇所が残るだけで現場部門も民間委託で全面廃止が法律で決まっている。現段階では既定路線としているものの、郵政の公社化、印刷・造幣の経営形態の変更の時期にリストラ含めた議論が浮上する可能性は極めて高い。かつて「営林署村」と呼ばれていた営林署周辺は1種異様な廃墟になった住宅街が並んでいる。
 元町の「池内ベニヤ跡地」の2・5fも、昭和46年閉鎖されるまでは家族を合わせると約200名の集落を形成していた。旭運動公園の「亜麻会社跡地」もかつては500名にも及ぶ集落を形成していたと聞くが、今の分譲宅地からは当時を連想させる物は何も無い。「亜麻会社」と同じように社宅に500名が住んでいた旭北町の三井(三友)は、最盛期には業界の注目を浴びて視察者が跡を絶たない状況だったそうだ。
 水銀生産日本一と言われた野村鉱業潟Cトムカ鉱業所や北興化学工業梶A竃k海道リズム時計、村井産業、北海道拓殖銀行北見支店留辺蘂特別出張所、温根湯温泉・武華ホテル、花水荘、零細小売業・商店の廃業、温根湯クリニック、梶浦医院の廃業と数えあげればきりがないほ留辺蘂町は、大きな産業が、どんどんと衰退している。
 また、昭和初期の金華は住友鴻之舞金山金華支山として異常な活気を呈し旅館もあったという話しに、金華ジャスパーは認識があるが鉱山を知らない私にとっては驚きの事実だ。百年後の留辺蘂を考えると想像すらつかないが地域が被るイメージの衝撃的低下の影響は大きい。私自身も、職探しに路頭に迷う日が近いと読んでいるが対策等なにも無い。食べていけなくなれば餓死するしかあるまい…。
面白い北海道方言だべさ!
 北海道は、なまらしばれる日が続いています。仕事も山中歩きまわるので結構こわくて大変なんです。しばれるとなまら小便もむぐしそうになるのですが、こごえた手でなにを出すのも大変なんです。そんな時は、冬だけでも沖縄の土地とばくって欲しいと思っています。バスで毎日通勤していますが朝晩ゲートには、じょっぴんをかっています。じょっぴんをかけないと常識のない鹿撃ちの猟師が禁猟区なのにじょっぴんをちょしたらだめだのに壊して密猟に入るのです。

 さて読者が関西人だったらチンプンカンプンで何の意味だろうと考えるでしょう。北海道の人なら北海道弁だって解りますよね。
●「なまら」は、凄いとか関西弁に直すと『ごっつうええでぇ』という感じだと思います。
●「しばれる」は「寒いとひもでなにかしばる」ではなくて「凄く寒い」の意味です。
●「じょっぴん」は鍵(カギ)のことを言います。
●「ちょしたらだめだ」は「触ったら駄目だ」の意味で、関西では『いじったらあかん』と言う意味です。
●「こわくて」ては恐い意味ではありません。関西弁では『しんどかった』と言う意味で疲れることを言います。
●「むぐしそうになる」は、標準語だと「小便がちびる」とか「もれる」と言います。
●「ばくって欲しい」は交換して欲しいという意味です。北海道弁は、このように方言が結構あります。観光などで来られる際は北海道弁をチョット調べてくると戸惑わないかも…。

 普段、私が使っている代表的な北海道の方言を、ほんの少しですが下記の通り列挙しました。
★あきあじ(鮭)★あずましくない(窮屈)★あっちゃこっちゃ(反対)★いけすかない(好きでない)★いたましい(惜しい)★おっかね(恐い)★おやじ(熊)★おがる(大きくなる)★おばんです(今晩は)★かっちゃく(引掻く)★かてる(仲間に入れる)★がんけ(切立った崖)★がんべ(頭に出来る腫物など)★がめる(奪う)★からっぽやみ(怠け者)★きかんぼ(言うことを聞かぬ子供)★きもやく(腹を立てる)★くっちゃべり(おしゃべり)★くべる(燃やす)★けったくそわるい(胸くそわるい)★けっぱる(頑張る)★けれ(くれろ)★こくな(言うな)★こったら(こんなに)★こったらもの(こんなもの)★こやかましい(うるさい)★こんじょわる(意地わる)★こっぱ(木片)★こっぺくさい(年のわりに増せている)★こっちゃさこい(こっちへ来い)★こっぺがえす(失敗した)★しゃっこい(冷たい)★ずっぽり(沢山)★ぜんこ(お金)★そったらこと(そんなこと)★たがく(持つ)★たんぱら(短気)★だはんこく(むずかる)★だんべ(女性生殖器)★ちょべっと(少し)★ちゃっちゃと(早く)★ちょっこし(少量)★つっぺ(栓)★でめんとり(日雇人)★でれ(出なさい)★ではる(出る)★どこさえぐ(どこへいくか)★なんも(何も)★ねまる(座る)★ばいき(馬を後ろに戻す時の掛け声)★ぱっち(メンコのこと)★はばける(つかえる)★はんかくさい(馬鹿らしい)★びっこたっこ(かたちんぱ)★ひこずる(ひきずる)★ぶったたく(殴る)★ぶんなげる(なげつける)★べったらこい(平らな)★へっちゃら(平気)★へっぺ(交尾)★ほいと(乞食)★ほまち(ヘソクリ)★ぼろくそ(むちゃくちゃ)★ぼんず(坊主)★みったくない(みっともない)★めっこめし(しんのある飯)★めんこい(可愛い)★やち(泥炭地)★やっか(やるか)★やばちい(きたない)★やんちゃ(らんぼう)★ゆるくない(大変なこと)★わや(めちゃくちゃ)★んだんだ(そうだそうだ)