第3日目(95.5.1)

ペトラ<ペトラの知人宅泊 >
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<ペトラ>
インディージョーンズの最後の聖戦で映画でもすっかり有名になったペトラ。 ヨルダン最大の観光名所。 赤い岩で出来ていて、ばら色の町と呼ばれる。
砂漠の中に忽然と巨大な岩山がある。
この中に、古代ナバティア人が進んだ農業技術と有利な商業路を利用して一大帝国を作り上げた。
中へは、インディーが最後に馬を疾走させて通り抜けた「シク」と呼ばれる、大岩山をなたで割ったような細道を通って入る。
このシクは、高さ90m長さ1kmほどで、この天然の要塞に守られて3〜400年の平和を守る事ができた。
ちなみに、シクは昔は馬で疾走する事ができたが(研治もそうしていた)、今は、観光客も増えたため引き馬さえも通ることができない。残念。

エル・カズネ:
長いシクを通り抜けると、ぱっと目に飛び込む。岩山に彫刻された神殿で、とにかく大きい。一気に圧倒されてしまう。
ローマンシアター:
市の中央に岩山をくりぬいてできている。
墳墓群:
岩をくりぬいてできている。自然が織り成すピンク系の色の地層は不思議な岩模様。
エド・ディル:
丘の上に建つ大寺院。この上に昇るとペトラを見渡せる。

中央の割れ目がシク

エルカズネ 

※規模の大きさがわかるだろうか。

 

ローマンシアター

墳墓群 


この日は以前研治が来た時よりも警備が厳しかった。
その理由は、なんとフセイン国王がイスラエルのラビン首相を友好と平和の証としてこのペトラに招待していた。
私たちも間近に彼らを見る事が出来た。中東の和平が進んでいる事を実感する。
この後、ラビン首相が糾弾に倒れた事はとても残念に思う。
この日は、年に2,3度しか降らない雨が降る。みんな、記念の日に恵みの雨がもたらされたことで、歓喜していた。ちなみに、ここでは、雨が降っても傘などささず、神に感謝するようにみんな上を向く。


この温泉へ行く道はわかりにくく迷った。途中、トラックの運転手に道を聞くと、「自分の後ろについてこい」と言って、ずっと案内してくれ、「ここから真っ直ぐ行くんだよ。」と言って戻っていった。ほんとうに優しい人ばかり。

 

<ベビー・ペトラ(通称)>
シクを出たところで待ち合わせしていたお世話になっているハイサム君に案内されて、ペトラから30分ほどのところにある、通称ベビーペトラ、ペトラ遺跡のミニチュア版に行く。
大きさはペトラには比較にならないほど小さいが、観光客もいず、道も整備されていないので、探検気分で楽しめた。



この晩もハイサム君の家にお世話になる。
客間でお茶をご馳走になっていると、鳥が丸ごとでてきて、チャパティーに野菜やこの鳥などを挟んで食べる。(この鳥は、庭先で歩いていたうちの一羽かもしれない。)すっかりお腹いっぱいごちそうになるが、実は子供たちはまだ食べていなかった。客人が残したものを食べるのだ。たくさん食べてかわいそうなことをした。それにしても、5歳くらいの子でもそんなそぶりを一切見せなかった。えらい。
食事が終わると、親戚のところに連れていってもらい、またその親戚のうちに案内され、さらに友達に案内される。お菓子もご馳走になるが、あまりに甘くて一気に血糖値があがるせいか、頭痛が走った。

ところで、ここの男の人たちは何らかの形で観光に携わっているため、英語が上手。中学生の英語のテキストをみせてもらうと、「わたしたちの美しいペトラ」という題名で、ペトラの観光ポイントが英語で説明されていた。学校の授業が即仕事に結びつく合理的なやり方だと思う。

それにしても、みんないい人ばかりで、歓待してくれる。ありがたい。ヨルダンは今まで行ったどこの国の人たちよりも暖かく迎えてくれる。



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