- 素材を撮影するカメラ
僕の場合は、一つのVRムービーを作るのに360度を12枚に分割して撮影します。レンズによって枚数は変わります。よって普通のフィルムのカメラでは、36枚撮りで3個しか作れないのです。大抵12枚の内1〜2枚は納得がいかず取り直しをするのでたった2個しか作れないのです。現像代やプリント代、フォトCD代等を考えるとデジタルカメラが現実的です。
- カメラのレンズ
広角であればあるほどダイナミックなVRムービーを作成できます。例えばKodak
DC210zoom、DC220zoomやCanon
Power Shot A5 zoom等が35mmカメラ換算で28mmレンズを搭載しています。ちなみに僕の愛機は前述のDC210zoomとPower
Shot A5 zoomです。DC210zoomは、色も綺麗だしとても使いやすいです。ただ、暗いところ(夜景など)が苦手です。Power
Shot A5 zoomは、スローシャッターを備え夜の撮影や夜景の撮影にはこのカメラ以外考えられません(99/3/17現在)。ただし、シャッターを押してから撮影されるまでの時間が以上に長く動きの早い被写体は、お手上げです。ここまで書いたのは、1年半前、今では随分環境が変わりました。今、一番購買意欲をそそられているのは、Nikon
CoolPix 990 です。これにオプションの広角レンズを付ければ鬼に金棒ですね。(2000/8/30)
- 三脚と三脚ヘッド
三脚とマウント台は、なくても何とか出来ますが、後述するスティッチとレタッチ段階でで非常に骨の折れる作業が待っています。クオリティの高いVRムービーを作成したいなら用意することをお勧めします。
- 三脚は何でも大丈夫です。欲を言えばカメラのファインダーが自分の目の高さまで、伸びる物が腰に優しい。それから、ちょっとしたことでは、ぐらつかない物がベスト。(夢中になってシャッターを押しているときに、足で蹴ってしまって最初から取り直すことがよくあったな〜。)
- 三脚ヘッドとは、分度器が付いていて正確に角度を測りながら360度を撮影できる便利な物。Kaidan社やPeace
River Studios社から手に入れることができる。(インターネットでオーダーしたら2日後に届いた!世界は狭くなったな〜!)これがあるとスティッチとレタッチ段階で作業を5分の1くらいに短縮できると思う。レタッチが必要ない場合さえたまにある。
- スティッチソフト
スティッチソフトとは、360度を何枚かに分割して撮影した素材を一枚のパノラマ写真にするソフト。実際にこれがないと不可能と言ってもよいと思う。Apple's
QuickTimeVR Authoring StudioやLive
Picture's PhotoVista等がそれです。そう言えば、前述のCanon Power Shot A5 zoomにもスティッチソフトが付いてたな〜!今度使ってみよ〜っと。QTVRASは、正確に角度を測って撮影した素材があれば文句なし。不正確な素材をスティッチするならPhotoVistaの方がお勧め(修正が楽なのです)。
- レタッチソフト
自分が自信を持って使いこなせる物があればそれがベスト。Adobe PhotoshopやPainter等があれば完璧。ちょっと役不足ですが、Graphic
Converterやカメラ等に付属のソフトでも問題はないと思う。この講座では、Adobe Photoshopを使って進めていきます。
- VR作成ソフト
パノラマ画像をVRムービーに変換するソフト。最高峰はApple's QuickTimeVR
Authoring Studioです。このソフトは素材からVRムービーまで一貫して作成出来るすごいソフトです。またAppleがフリーで提供しているQTVR
Make Panorama 2を使うこともできます。僕も以前はこれにお世話になってました。
- QuickTime Player Pro
QuickTime 3.0に付属のMovie Player(4.0ではQuickTime Playerが付属)のアップグレード版です。ムービーの編集や変換に必携です。とりあえずアップグレードしておきましょう。非常に優れた編集機能を手に入れることができます。(見た目を簡単にするために隠れた機能がいっぱいあり、マスターするのはちょっと大変ですが。最後の章で使い方を説明しようと思います。)
- その他
その他に必要なものがあれば、その都度その章の最初に説明をします。