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SUN・RA and THE YEAR 2000 MYTH SCIENCE ARKESTRA

「LIVE AT THE HACKNEY EMPIRE」(Leo Records)

 

音楽を語る、音楽について語ることについて、実際にHPなり掲示板なりで実行したことがあって、同時にそれなりに注意深い人間なら、基本的にそれは困難なことであると思い知っているはずです。いくら言葉を重ねても音楽そのものにはなりえないし、コミュニケーションは常に個々の状況を反映してしまうので一般化できないからです。つまり、時間がたったり発言の場が変われば、言葉と表現と対象を逐一対応させていかなければならないということです。 

KDMはコミュニケーションの不全みたいなところを出発点として考えている部分があるので、かえって何かを表現するとか伝達するとかいうことには慎重です。(何気に誤字とか脱字とか文章の不備とか多かったりするんですが・・・(−−;)

 

KDMは以前から、クラシック音楽についての議論において発生する多くの問題が、音楽評論を取り巻くボキャブラリーに起因すると考え、そう主張してきました。だいたい理解されず、「ボキャブラリーなんて何言ってんの?」みたいな受け取られ方をすることがほとんどでしたけど・・・。

クラシック音楽ファンの多くが、音楽を語ることに関して新鮮な言葉を持っていないということは、それなりの期間ネット上での活動を続けていれば容易に判断できます。要するに「内側」に対しての言葉しかもっていないんです。これとよく似た状況が起こっているのがアニメとコミケに代表されるオタクです。そして、どちらも正直気持ち悪いという共通項もあります(笑)

KDMは基本的にクラシックのそういう「内側」からは逸脱すべくやってます。

 

などということを、サン・ラを聴きながら考えてしまいました。さすが、土星生まれの人間がやる音楽は啓示に富んでいて(^^;)、細胞が震える感じがします。心地よくブンブンいってます。サン・ラも何かの内側に回収されずらい音楽をやってるな〜と思います。ただ、彼らの場合は神秘主義みたいなもっと大きな「内側」を見てる感じもするので、ただスケールアップしたオタクなのかもしれませんが(笑)

(2002.10.30)

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