組み合わせ生成ツール「PICT」の可視化

2007/02/18 ほんだ
Modified 2009/03/22

All-pair(Pairwise)法によるソフトウェアテストの組み合わせ生成ツールが、いくつか発表されている。今回は、その中でのMicrosoft社による”PICT”と呼ぶツールの可視化を行なった。具体的には、PICTはWindows上のコマンドラインによるツールだが、表計算ソフトのExcelで因子・水準の設定→結果表示をおこなうようにした。なお本可視化はPICTでの基本的な設定への対応のみで、重みづけとか禁則の指定へは対応していない。

※自己責任で使用願います。 なお、本ドキュメントでExcel等は商標・登録商標です。

【操作方法】

本可視化は、Excelのマクロ(VBA)で実装している。マクロを含むExcelファイル特定フォルダへダウンロードしてセーブし、ファイルを開く際にマクロを有効にする。Windowsで動作可能。細部は後述する。

(本Excelファイルのファイル名には、日本語文字を含んでいます。IEを利用している場合でファイルが見つからない旨が表示されたら、「インターネットオプション」→「詳細設定」で「常にUTF-8としてURLを送信する」のオプションを外してダウンロードしてみて下さい。また、上手く動かない時は、PICT.exeと本エクセルを同じフォルダに置いてみて下さい。)

因子・水準の指定

Excel上で、矩形領域に因子と水準を記載する。行方向の先頭に因子名。それ以降に水準値を記述する。

矩形領域を選択選択状態にして、「ツール」→「マクロ」→「Case_Gen」を実行させる。(なお実装上は、途中で空白のセルがある場合、水準や因子の記述が一旦終了したと見做しています。)

実行結果

マクロの実行で、新しいシートに生成結果を表示する。

【Excelのマクロで実装した理由】

All-Pair法に基づくテストケース生成ツール"ALLPAIRS"の利用を支援するExcelアドイン「AssistAllpair」があり、それとの因子・水準の共用を考えたため。矩形領域を指定して実行する操作方法も似せた。

ちなみに「AssistAllpair」は、moonlightさんの作でフリーソフト。"ALLPAIRS"はJames Bachさんの作。ただし、本Excelファイルにはそれらのアドインは含んでいない。

【動作環境】

WindowsXP Pro、Excel2003で動作確認した。その他のOS等については??

クリップボードの操作のために、必要なDLLを取り込んでいるので、注意の事。マクロのソースをコピー&ペーストして実行させようとしても、本DLLの取り込みを行なわないと実行出来ない。

【おことわり】

・使用に伴う障害については、責任は負いません。

・以下は気にしているけど、ごめんなさい。

 重みづけとか禁則の指定というPICTの利点への対応。

 Excelのマクロよりも、、、。(上述の様に理由有り。)

 エラーへの対応が不十分とか命名ルール等がいい加減。

・多量の因子・水準にすると、PICT自体の挙動がおかしいように思う。単に処理時間がかかっているだけかもしれないが、、。

(多量の因子・水準を処理させる場合は、しばらくしたら、本処理のために開かれている"コマンドプロンプト"を閉じてみてください。処理が続行され、結果が表に記載されます。"コマンドプロンプト"のタイトルバーで、PICTの実行か確認した上でのクローズがいいと思われます。本件は、色々試していますが、いい解決方法や実装が見つかりません。)