| 第二楽章・長崎から |
発売:ビクターエンタテインメント
VICL-60398
吉永小百合さんによる、長崎の原爆に関わる詩、物語の朗読を収録した作品。全編の音楽を、長崎県の出身でもある大島さんが担当されています。
原爆の悲劇、そして平和への祈りを再現するためには、あくまで「他人を」演じるオーディオドラマという形態はむしろ無力であり、一つ一つの言葉をそのまま、貴重に扱うことができる朗読集という形態がもっとも適切であると感じることができる作品です。音楽も、単なる劇伴音楽ではなく、「物語」と「声」の二つをしっかりと支えるために作られています。静かに、そして叙情を込めた旋律は、朗読と見事に溶け合い、原爆に遭った人の叫びを多くの人々に運ぶでしょう。
Track8"花こそは心のいこい"では、米良美一さんが「もののけ姫」でも聴かせてくれた美しいカウンターテナーを、大島さんのメロディーと一緒に堪能することができます。
また、作品の後半には、「娘よ、ここが長崎です」のサントラ集ともいえる、BGMだけのパートも収録されています。