国府弘子ライブレポート

 2000年12月22日、二子玉川のアレーナホールにて、ピアニスト国分弘子さんのコンサート「HOLY NIGHTの旋律II−音楽がある風景」が行われました。そこにゲスト(共演)として、大島さんが参加されるという情報を聞き、生の大島さんが見れるまたとないチャンス!ということで行ってまいりました。
 アレーナホールは、客席数200ぐらいの小さなホールで、むしろホールというよりはライブハウスに近い作りをしています。しかし、それだけにアーティストと観客の距離が近いと言えるでしょう。
 コンサートは、まず、国府バンドのダイナミックな演奏が最初からテンション全開!という感じで進んでいきます。コンサートの副題通り、あるときは春の風が吹く草原、またあるときはモダンな都市の中にいるように感じられる曲たちは、国府さんのファンにとってはもちろん、映像音楽ファンにとってもたまらないものでしょう。

 数曲の演奏の後、ついに大島さんが登場。最初、「おおっ、豹柄のドレスとはやるなっ!」と思ったのですが、良く見たら花柄のドレスでした(^^;)。
 まずは、軽く世間話。国府さんとバリ島に旅行に行った際の大島さんの機転の良さを物語るエピソードは(スーパーに置き忘れたパスポートだけをのタクシーに乗せて空港まで運んだそうです)、忘れっぽい僕にとっては大変参考になりました(笑)。
 そして、映像音楽に話題は移ります。国府さんが大島さんの経歴を紹介した後、映像音楽の持つ力を観客に知ってもらうために、映画「失楽園」の冒頭に、「友情」「友子の場合」の映画の音楽をかぶせることにより、どのように雰囲気が変わるかということが実演されました(他の公演会でも同様の試みをされていたようなので、もしかすると大島さんのお気に入りなのかな?)。そうすると、不倫のシーンのはずなのに、青春映画やサスペンスドラマのように感じてしまうというのは、やはり音楽の持つ力がそれだけ大きいということでしょう。
 次に、「シャ・リオン」「長崎ぶらぶら節」「ショムニ」「ゴジラvsメガギラス」「失楽園」「生命」といった、大島さんの代表的な作品をアレンジして国府バンドが演奏。サンバ風アレンジの「生命」テーマなど、サントラでは味わえない趣向を凝らしたアレンジが面白かったです。
 ファンとして一番の聞き所は、大島さんのピアノと国府さんのピアニカ(!)による「あすか」メインテーマの演奏でしょう。実際の作品では、国府さんがピアノを演奏していることもあり、大島さん、国府さんの友情が実現したファンサービスだと言えます。

 国府バンドの演奏の素晴らしさもさることながら、国府さん、大島さんの魅力的なパーソナリティーによって、音楽的だけではなく、アーティストの素顔知ることができたという意味で、とても密度の濃いライブになったと思います。

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