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無理にカテゴライズしようとすればこれは恋愛小説でありファンタジーを多分に含むものなんだけど、そんな仕分けはあまりに乱暴で意味が無い、と思わせる良い作品でした。
生きること、死ぬこと、そんなことの意味を感じさせてくれた、という意味で村上春樹の「ノルウェイの森」を思い出したけど、こっちのほうがより今風だしより前向き。そして家族のあたたかさとか、人と人との繋がりとか、いろいろな点で温かさを感じられて、読んだ後とて心地良さを感じました。
どの登場人物も魅力的に描かれていて、今回この作者の作品は初めて読みましたが別作品も是非読んでみたいですね。
この度映画化された、ということなので、あらすじが気になる方はそちらの紹介をご覧あれ。ただ映画の紹介によると、長澤まさみ扮する花梨が主人公、となっていますが、原作は山田孝之が演じる智史が主人公です。どんな映画になっているのかが気になるところです。
June,'07
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