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11/7/2009 (Sat.)

時間城年代記:Python文法書、執筆再開ネタ。

PythonのMVC、DjangoGoogleAppEngineで使ってみようかなあと必要そうなリンクだけはTSNETWikiに集めてみたのだが、それ以上に進まない。自分にとっての必然性が足りない。

石本さんのInfoPileのページだけは作ってみたものの、それ以上にはなかなか進まない。

Pythonを思考のツールとして使うための方法を機械伯爵に伝授してもらうのもひとつの方法かもね。

さて、僕も何か書かないといけないんだけど・・・稲葉さんのSjis.pmをネタに何か作ってみるかな^^;)Sjis.pmのページにリンクを追加していただいているようだし。

『リーマン・ショック後の「経済白書」(2) 平成グローバル恐慌の謎を解く 誰も気がつかなかったグローバル化の本当のおそろしさ 浜 矩子(エコノミスト)』ネタ。次世代の産業を探せ鳩山首相のデビューの続きを考えよう。

浜矩子は、現在の貿易黒字、為替レート、GDPなどの経済指標や大量生産・大量消費に基づく生活スタイルに代表される価値観に疑問を呈し、この論考の最後で次のように述べている。

しかし、私はそれでも国、政府には重要な役割が残されていると考えている。それは適確な現状分析を踏まえて、適確なときに出現する「月光仮面」的役割だ。

それは、グローバル化に適応せざるをえない中で生じた国民の痛み、著しい格差や「豊かさの中の貧困」を軽減し、安寧と幸せを求める国民を後ろから支えるようなレスキュー隊を務めることである。この役割を政府が果すためには、やはり現状を見極める力と機敏で適確な政策を柔軟に運用できる高度な能力が必要とされるだろう。

わたしはリーマン・ショック以後の世界は、「国破れて山河あり」の時代だと考えている。「国」=政府の力が弱まっても「山河」=人々、自然環境、そして日本の文化がしっかりと残ればいい。

グローバル化された世界経済の中で、いかに「山河」を守り、自分たちの住みやすい場所として育んでいくか。そこに、「では、どうすればいいのか?」の答えが隠されている。

(296ページ)

安い労働力を求めて、米国のグローバル化の後を追う日本。「100年予測」を読んでいると、無論読まなくてもいいんだが、その先もある。コンピュータリゼーションの究極、ロボット化。機械的な仕事は次第になくなっていく。知能的な仕事はコンピュータが代替になり、力仕事はロボットが代替となる。機械的な労働力は次第に必要がなくなる。もちろん、コストの問題は付き纏う。それは2040〜2080年頃に起ると予測されているのだが、そうだろうか。既にそれは進行しつつある現実である。そのような世界で、人間はどのような社会を作り、生きていくのか。

更新: 2009-11-07T21:16:02+09:00

KurzweilAI.netネタ。

過去から現在へ、そして未来へとつながる時代の潮流を見極め、未来を予測するのは、日本人にとってはアルビン・トフラーの十八番だったと思えるのだが、ジョージ・フリードマンという新しいプレイヤーが登場してきている。未来を予測する人々を知るには、Wikipediaの未来学を参照してみるのも方法だろう。

まだ、ジョージ・フリードマンはリストアップされていない。ググってみるとフリードマンとクランシーを結びつける人はいるようだが・・・クランシーにフリードマンともう一人、Ray Kurzweilを合わせて取り上げている人がいた。名前を知らないわけではないが、もう忘れてしまった。再度、ピックアップしておこう。Ray Kurzweilはインターネットの普及、コンピュータがチェスで人間に勝つ時期を1990年に予測した人として有名になったのだそうだ。

本日記で、Kurzweilをどの時点で捕捉していたかを確認しておこう。


11/6/2009 (Fri.)

未来予測学入門からジョージ・フリードマン著、櫻井祐子訳『100年予測 世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図』(早川書房、2009年)を取り上げよう。読了。

images/2009/11/The_next_100_years_PB060003s.JPG「100年予測」(2009)と「The Coming War With Japan」(1991)

読みながら、2050年より未来を予測しても興味があまり持てないねと最後の三分の一は端折ったが、結局翌日読み直して丁寧に読了。アメリカが日本・トルコ連合軍に勝つ最終的な要素が宇宙太陽光発電とマイクロ波送電技術の導入であったという設定は、第二次大戦のマンハッタン計画のアナロジーのように思えた。未来の戦争では石油の代わりとなる電力の供給が死命を制するのだ。ここにはクランシーと同じ「アメリカという方法」があるのかもしれない。フリードマンの最初の日米戦争の著作「ザ・カミング・ウォー・ウィズ・ジャパン」はクランシーの「日米開戦」(原題: Debt of Honor、1994年)より早いが、自衛隊の軍備評価はあっても具体的にどのように戦われるかは予想していない。「100年予測」はSF小説並みの、そしてクランシーばりのシミュレーション的未来戦争を描いている。クランシーが登場したればこその予測かもしれない。

images/2009/11/Debt_of_Honor_Tom_Clancy_PB070001s.JPGトム・クランシー著「日米開戦 上・下」(新潮文庫、1994年)

21世紀は米国の時代ということなのだが、はて、・・・よくよく考えてみなければ。未来の一部は既に現在に存在しつつあるようにも思える。

更新: 2009-11-07T09:01:26+09:00
11/5/2009 (Thu.)

追悼レヴィ=ストロース (内田樹の研究室)。他の場所にもいろいろと記事が出たが、適当なものがないので・・・

時代は変ると何度も書いたかもしれないが、次第に僕の過去の記憶を構成する人々の数が少なくなっていく。時が過ぎ去れば、必然とは言え。

クロード・レヴィ=ストロースの日本講演集「構造・神話・労働」(大橋保夫編、みすず書房、1979年)を読み返している。「構造主義再考」や「神話とは何か」など、レヴィ=ストロースの入門書としても好適なのではと思った。

「構造主義再考」の「構造」の具体例に、ロートレアモンの第六の歌(マルドロールの歌)にある有名な文句「解剖台の上でのミシンと洋傘の偶然の出会い」の「構造」解釈があるのに気付いた。それは、「末広がり」という傘と扇の取り違えの狂言を導入として紹介されるのだけど・・・格好いい。

images/2009/11/Levi-Strauss_PB060001-1s.JPG「構造・神話・労働」と「ロートレアモン詩集」(思潮社、1970年)

『「構造」とは、要素と要素間の関係とからなる全体であって、この関係は、一連の変形過程を通じて不変の特性を保持する。』これに関連してチョムスキーの変形文法における変形の概念は、チョムスキーの「文法の構造」が出た1957年の何年も前から構造主義によって用いられていたのであり、生成言語学とは、実際上、構造言語学の一側面であり、一展開であると述べている。

構造主義は哲学ではなく、方法であるとも述べている。

更新: 2009-11-05T23:50:44+09:00

Acrobatを使わずにPDFファイルを編集する方法 | 経営 | マイコミジャーナルネタ。

PDFを編集したいと思う場面は多い。試してみる価値はあるだろう。

11/3/2009 (Tue.)

今朝の外気温は6.7℃。ただいまの外気温8.9℃。ニュースにも木枯らしという言葉が聞かれたが、明日は気温が上がるらしい。ソニエリのAndroid携帯 "Rachael" ティーザー、独自UIデモソニー・エリクソン初のAndroid携帯 XPERIA X10 発表、国内版も登場予定ネタ。デジタルコンシューマーネタの行き掛かり上ピックアップ。

実機テストではまだ完成とは言い難いみたいだけど、ケータイ抜きの機種が構想されているかどうか・・・ソニーエリクソンの商品構成からは考えにくいが、さて、ソニーが変身するのかどうか。Timescape(Time-Machine Computing)なんて懐かしい。

スラッシュドット・ジャパン Submission | NHK、非営利目的での配布・改変が可能な動画素材ライブラリを公開ネタ。

アクセスが集中して一旦閉鎖されているが、一応、メモということで。BBCの後追いの感じは否めないが・・・BBC関連記事へのリンクをまとめておこう。


11/2/2009 (Mon.)

今夜はFirefoxのアドオンのお天気虫が8℃を示している。朝はしっかりと閉めていなかったカーポートのゲートが強風でキュルキュルと音を立てて開いた。ゆめタウンからの帰りには見えない雪の微片が風で運ばれて、頬に当たって溶けたような気がした。

昨日の日曜日には、ジョンソン=レアードの「メンタルモデル - 言語・推論・意識の認知科学」(産業図書、1988年;原著: 1983年)が準備できたと市立図書館から予約した翌々日にはメールが届いていたので、取りに行ってきた。

images/2009/11/jl_mental_models_PB030011s.JPGP.N.ジョンソン=レアード著「メンタルモデル」

松岡先生の「知の編集工学」(朝日文庫、2001年;原著: 朝日新聞社、1984年)では、「空海の風景」や「空海の夢」に言及する直前にミンスキーとジョンソン=レアードが登場する。編集工学の時代を予感する状況として三つ挙げられている。第一にフランス思想界のディコンストラクション(脱構築)の流行、第二に自己組織化理論の発展、第三にマーヴィン・ミンスキーやジョンソン=レアードらの認知科学や人工知能の研究動向の刺激である。

ミンスキーとジョンソン=レアードの考え方を一口にいうと、おそらく私たちは、「説明するための現象とほぼ同じ関係構造をもった心的な代替物」をアタマ(心)の中にもっているだろうということになる。

(「知の編集工学」、164ページ)

ジョンソン=レアードという名は頭になかったので、どんな人かなと調べ始めた。何か一冊、著作をと、「ジョンソン=レアード」でググると、1989年3月号の情報処理に「メンタルモデル」(AIUEO訳、産業図書、1988年)が紹介されていたのだ。「知の編集工学」には「メンタルモデル」という用語が出ていたので、なるほど、これだと、市立図書館の蔵書を検索した。

一方、当時はプリンストン高等研究所とスタンフォード大学にいたジョンソン=レアードは、せっせと計算機をつかって推論と言語理解と意識をめぐる認知科学を樹立しようとしていた。チューリング・マシンやデヴィッド・マーの認知理論に依拠しつつ、彼の得意とする「メンタルモデル」を計算機にぶちこんでいたのだ。そこで、私が何に刺激を受けたかといえば、人は心の中に「作業用モデル」を構成することで世界を理解しているということ、および、認知科学者たちは人の心を理解するために、「作業用モデルを構成する装置についての作業用モデル」を用意する必要があるということだった。

(「知の編集工学」、163-164ページ)

「メンタルモデル」の章立てをまずリストしておこう。

第10章の「単語の意味は心の中でどのように表象されるか」については英語などの表音文字で単語を構成する言語と表意文字を含む日本語のような言語において違いがあるのか、そしてその違いに重要な作用があるのかなどと考えた。

この際、「知の編集工学」(朝日文庫、2001年)の目次を書き出してみよう。

「メンタルモデル」から、前述の「知の編集工学」の引用部分に相当する部分を引用しておこう。

メンタルモデルを用いることで、人々は推論や予測を行ったり、現象を理解したり、その理解や予測などに基づいて次にすることを決めたり、疑似体験をしたりすることが可能になるのである。というのも、メンタルモデルは、世界との直接接触からえられる表象に匹敵する表象を作るために使える用語を提供し、ことばを概念作用や知覚によって世界と関連づけるからである。

(「メンタルモデル」、471ページ)

第15章の「メンタルモデルの性質」には可能なメンタルモデルに対して10個の制約が示されている。そのうちの一つが「構造的同一性の原理」である。「知の編集工学」からの最初の引用に直接対応する。

9) 構造的同一性の原理: メンタルモデルの構造は、そのモデルが表象しようとしている事態の構造と同一である。

(「メンタルモデル」、493ページ)

この制約から、必然的に、存在する事態に対応するだけの数のメンタルモデルが存在することになる。

外界の認知が直接的なものであるにしても、経験内容は内部のモデルに依存する。外界に存在する実体は、ある特定のエネルギーのパターンを発している。それが感覚器によって受容され、そのパターンの持つ情報に基づいて、神経系は、そのパターンの発生源についての部分的なモデルを形成する。ある理論家は、必要な情報はすべて感覚器に入ってくるエネルギーのパターンに含まれていると考え、また他の理論家は、先験的な知識によって「世界」のありさまが復元されると考えている。・・・

(「メンタルモデル」、476ページ)

この部分は、一種の経験と記憶のモデルがパターンマッチによって実現できることを想起させる。神経系が外界の実体から発生されるパターンをより分けてモデルを形成する仕組みはおそらく記憶と関連しているのだろうと思われるし、遺伝的に先験的に保持しているモデルもあるかもしれない。

外界の表象を用いる生体をクレイク・オートマトン(Crakian automaton)と呼ぶ。それはデカルト・オートマトンに、入力刺激をコード化する感覚系とその結果から行動決定の基準として用いる世界の表象を形成する機構の二つを加えたものである。・・・

クレイク・オートマトンは、自身のモデルの内容を伝達するために外的なシンボルを用いることができる。・・・

(「メンタルモデル」、477-478ページ)

これはまさにプログラミングの世界であるが、入力から世界の表象を形成する機構をプログラミングする部分が最もおもしろいところだろう。

ここで、少し実用的にするために意識の流れを転換させねばならないだろう。何のためにこのようなメンタルモデルを考えるのか、あるいは知の編集工学を・・・

・・・予測を導くには必ず直感の訓練が必要である。理論的直感は非常に価値がある(それを持つ者には)。しかし、理論が予測する際に直感が必要なら、その直感こそが予測の原因であり、理論自体は説明的な価値はないという可能性が強い。そういう理論は道標ではなくて、方向づけのために理論家がよりかかる支えにしかならない。

この危険を避ける一つの基準がある。それは理論を実行可能な手続き(effective procedure)の形式で記述可能にするということである。この考えは計算可能性の理論によるものである。・・・

(「メンタルモデル」、7ページ)

この本は良い本だ。書くべきことが書いてある。

更新: 2009-11-04T00:08:46+09:00

虫愛ず: つらつらぐさ統合メディア・チャンネル (2009/10/31)にコメントをいただいた。過去発掘・再体験ネタ。

過去を掘り起こしつつ、進んできた本日記。「ハートボイルド」(2008/08/15)以来の「ナウシカ」だが、ようやく「風の谷のナウシカ」の漫画を読もうと思った。昨日届いて完読。漫画を読む場合、あっという間に読み終えるので、長い間、例えば、「風の谷のナウシカ」の場合、アニメージュに1982年2月から1994年3月まで12年以上に渡って、連載されたものにいつも申し訳ない気がする。

images/2009/11/Nausicaa_PB020002s.JPG宮崎駿著「風の谷のナウシカ 全7巻」(徳間書店、1983-1994年)

第1巻の最後でナウシカの名前の由来が説明されているように、ムムリクさんの記事にも「ギリシア神話小事典」と「堤中納言物語」を合わせて紹介していただいている。

テレビで、アニメのナウシカを何度か見たことがあるが、漫画のストーリーや内容とは随分違う。アニメのほうが印象が強くて、後から原作の漫画を読んでもなあーんだと思うことがあるけど、ナウシカの場合は漫画を読む価値が十分ある。時間的に制限のあるアニメには考えていた全てを盛り込むことは難しいだろうし、初期の2年ぐらいの構想で作ったアニメ(1984年)と12年をかけた漫画とでは深みが違う。お勧め。

11/1/2009 (Sun.)

先週、10月25日、日曜日の散歩世界ネタ。

images/2009/10/hijiyamajinja_PA250001s.JPG比治山神社秋祭り

images/2009/10/jobitaki1.jpg鳥(1)

images/2009/10/jobitaki2.jpg鳥(2)

服部博之のホームページ鳥写真で調べた。ジョウビタキに似ている。

僕が見た鳥は、スズメよりもだいぶ大きいと思うので、ジョウビタキにしては大きすぎるし、頭上は白くない。違うみたいだな・・・

更新: 2009-11-01T20:16:50+09:00
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