1.土の事を知る (3)

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4.土は混合して使う

植物を鉢植えで育てる場合は、単品で販売されている用土を組み合わせて使用します。 混ぜ合わせる割合は植える植物、水やりなどの管理状況、植木鉢の材質などによっても変わりますので、その植物に合わせた割合をあらかじめ調べる必要があります。  ここでは基本的な配合例を一例を説明します。

赤玉土+腐葉土
多くの植物に対応する配合です。 混合割合は、赤玉土7:腐葉土3で、土の団粒化の状態と通気性、保水性のバランスが取れた配合です。 販売されている赤玉土はみじん(粉状の土粒)が含まれていますのでふるいなどでみじんを除いて使いますが、みじんを除かないで使用する場合は、腐葉土の割合を増やします。

赤玉土+腐葉土+バーミキュライト
上記の配合に対しさらに排水性を良くする場合はバーミキュライトを1割ほど混ぜます。 赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1とすると、根ばりの良い用土になります。 バーミキュライトは軽くて保水、排水共に良い性質なので、ハンギングバスケットなどの用土に向きます。 その場合は、赤玉土3:腐葉土3:バーミキュライト4の割合にする場合もあります。

荒木田土+腐葉土
保水性を良くする組み合わせで、粘土質の荒木田土と腐葉土、さらに川砂を混合します。 日本サクラソウなどは、荒木田土5:腐葉土5や、荒木田土3:腐葉土3:川砂4などの配合にします。

腐葉土+川砂
排水性を良くする組み合わせで、腐葉土と通気性の良い砂礫を組み合わせます。 サボテン類は、川砂7:富士砂2:腐葉土1の配合が使われます。 ただし、シャコバサボテンなどは別で、赤玉土4:腐葉土3:鹿沼土3などの配合を使います。

鹿沼土+ピートモス+バーミキュライト
排水性、保水性を良く、酸性土を好むツツジ・しゃくなげなどは、酸性の鹿沼土6:ピートモス2:バーミキュライト2を使います。 サツキなどは、鹿沼土を単用する場合もあります。 

育てる植物などによって配合割合や配合用土の組み合わせは様々で、さらに管理条件や鉢との組み合わせでの変化を考えると、用土の混合割合は覚えきれる物ではありません。 そこで便利なのが、最近目にする事の多くなった培養土です。 これらは、植物の適正にあわせて色々な用土をブレンドしてあり、面倒な配合を考えずにそのまま使えます。 種類も豊富で植物や植物の種類ごとに異なった物がありますし、肥料分も含んだ物、酸度調整された物もありますので、自分の用途に合った物を選ぶ事ができます。 またこれら使えば、色々な種類の用土を保管するスペースも少なくて済みますし、使わずに余った物の処理に困りませんので、かえって経済的かもしれません。

 

5.使用済みの土

集合住宅の場合、使用済みの用土の処分をどうするかを考える必要があります。  その場合、捨てるか再利用するかのいずれかになりますが、捨てる場合は注意が必要です。 ごみの収集日に出しても引き取ってはもらえませんし、適当な場所に捨てると罪に問われる場合があります。 そんな場合は、植物や用土を購入したお店に相談するのが良いと思います。 ほとんどが無料または、有料で処分してくれると思います。  また、自治体によっては相談を受け付けている所もあるようですので、調べてみてください。

再利用する場合は、古い用土を崩して中の古い根やゴロ土などを取り除きます。 黒のポリ袋に入れて口を縛り、1〜2週間日の良くあたる場所に置いておきます。 熱によって用土が殺菌されるのと用土の中の害虫の卵や種なども駆除できます。 植え付ける植物に合わせて新しい腐葉土や、赤玉土を混ぜて使用します。 最近は、古い用土を再使用する為の用土も販売されているので、これらを利用するのも良いと思います。

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