サイコドライブ ■3DCG Modeling

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ZR-2.01

頭頂高1.8m(アンテナ部を除く)。

 人間とほぼ同サイズの電動式二足歩行型ロボットZR-2.01。
人工知能を搭載した大型メインコンピュータとワイヤレスネットワーク接続された本体胸部のサブコンピュータ端末が制御を行う自律型ロボット。
 建築用・軍事用・救助用など多岐に亘る機体が存在する中で、運用目的を限定しない汎用性の究極を求め、人間の持つ間接構造の再現と人間を上回る運動能力の実現を目指して開発された機体だ。

 まず人間に近い意匠を得る為、本体内蔵の装備は最小限に抑えられ、運用目的に応じた装備を手で持ち替えるオプション方式の採用。そして腕脚は人間以上の可動範囲を得る為様々な工夫が施されており、特に肘・膝にあたる関節は、回転軸を装甲内側とツライチにする事で180度の可動を実現し、また消耗の激しい部位だけに換装の容易な外付方式のヒンヂが採用されていた。
 このZR-2.01は同時期に開発されていた他の機体と比較しパワーウェイトレシオでは劣るものの、レスポンス・スタビリティなどで勝り、運動性能において既存のあらゆる二足歩行型ロボットを遥かに凌駕する機体となった。

 試作機のロールアウト後、様々な実験データの採取が行われ、その幅広い汎用性を証明して見せた。しかし一方でこれほどのスペックが必要か疑問視する声も相次いで聞かれ、量産化は殆どされなかったという。その量産機の一部が軍事投入され、その機動性を生かし敵基地進入など特殊工作で戦果を上げたという説もあるが、極秘任務だった為一切の資料が残っておらずその真意は不明である。

 後にメインコンピュータ側に搭載された人工知能に不具合が起きたのか、何者かの手により人為的に発生したのか定かではないが、この試作機にまつわる不可解な記録が残されている。命令実行プロセスから外れた無駄で意味不明な行動の数々…。人間のような動きをするロボットを目指して開発されたZR-2.01、それは開発者の予測を上回る程の“人間らしさ”を手に入れてしまったのかも知れない。

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