うまれいづるおもい


『白と黒と光』

ふとしたきっかけで、自分の想いがあふれることってあります。
ささいなことから綴ったささいな文章。
読んでくれた人が好きなように感じてくれればいいと思う文章。


白と黒と光
朝マンションを出る時、管理人さんに「今日は富士山がとっても綺麗ね」と言われた。
はっとした。
「冬になるとうちから富士山が見えるの。綺麗なんだよ」って自慢してた。
でも見てなかった。
こんなにも余裕がなくなっていたのかなって驚いた。

自分の気持ちに正直になることって大切だけど、出来ないこともある。
それが他人にとってどう映るか。相手をどういう気持ちにさせるか。
それがわかれば楽かもね。
駆け引きをしながら生きていくのも大人の特権。
時間が解決するとか、環境が変えてくれるとか、
そんなことにさえ頼りたくなる自分の弱さにはっとした。

ナルシストでいたい。
自分が好きで仕方ない自分。

弱さを強さに変えられていた自分。

ひとりになりたくなった。
ストーンヘンジの真ん中で。
諦めていたことができる気がした。


電車の窓から見た富士山は、やっぱり綺麗だった。

無断転載禁止20040120