| 水の心 |
私たちは生きている 流れる時と水の中で 私たちは生きている 幾千の光と 幾億の輝きの中で 愛されて生きている あわただしく過ぎていく日常の中で 私たちが水を感じていること そばにいるのに ただ通り過ぎてしまう 立ち止まることもなく むしろその存在を忘れかけているかのように 花を見て美しいと思うこと 鳥を見て楽しいと思うこと 知らずにふれている水に 私たちは何を感じるのだろう 地球上のすべてのものが水から生を受ける 水に守られて 生まれる 全身に水の恵みを受けて 身体の渇きを潤しながら 冷えた身体を包み込みながら 生きていくことへの不安も恐怖も すべて癒してくれる 鼓動とともに水も流れ出す 生命の営みが始まる 私たちは一人で生きていくことは出来ない たくさんの恵みを体中にあびているのに 気づかずに見過ごしてしまう 愛されているのに手を差し伸べない 今まで生きてきた中で感じた気持ち 偽りじゃなく 水の心にふれてほしい 水は飾りじゃない 私たちと同じように 表情があって 心がある 理不尽といえば理不尽 当たり前といえば当たり前 それが私たちの幸せだから 草花は風を受け 音楽を奏でる 水は光を受け 私たちの心に染みわたる みんな同じ人間なのだから みんな愛されているのだから 私たちが水を守るためにできること いくつあるだろう 今生きている私たちが 水をきれいだと思うこと 立ち止まって 水にふれること なにより 水を愛すること 私たちは生きている 流れる時と水の中で 私たちは生きている 幾千の光と 幾億の輝きの中で 愛されて生きている |