作品紹介
※紹介文は発売された書籍、雑誌のものをそのまま転記しています。補足は葛西からのコメントです。
なお、現在では入手困難なものもありますのでご注意を。
※過去に電撃文庫で発売されていた3作品は、グリフォン書店から電子書籍としてダウンロード可能になりました。文章は同じですが、イラストは新たな方による新規描き下ろしです!
(「ようこそ観光ダンジョンへ」は近日配信予定)
★「かくもささやかな凱歌」
(富士見ファンタジア文庫 ソード・ワールド短編集『スチャラカ冒険隊、南へ』ISBN4-8291-2466-0 収録)
○あの六人組が帰ってきた! ザボ、ケッチャ、アリシアン、ユズ、ディーボ、ケイン−−通称〈スチャラカ冒険隊〉。
『ソード・ワールドRPGリプレイ』第一部で大人気を博し、南へと旅立った彼らが、新たなる地で新たなる冒険に挑む。
海で謎の的に襲撃され、迷宮で自分をみつめなおす。壺の中の不思議な空間をさまよい、鏡の中に出会いと別れを想う。そして六人は、巧妙にしかけられた罠の中で……。
山本弘、清松みゆきなど五人の作家が同一キャラクターを描いて技を競う、ファン必見のRPG小説集。
補足:ドラゴンマガジンで連載されていたソード・ワールドRPGリプレイのパーティを主人公にした競作短編集という企画に参加させていただいた物で、私のデビュー作です。
吟遊詩人にして怪力の持ち主・ユズがいつものパーティと袂を分かち、貧弱な身体に劣等感を持つ聡明な戦士・バルビーとコンビを組んで「かくもささやかな凱歌」と名付けられた迷宮に挑み……という物語。
★「熱死戦線ビットウォーズ」
(富士見ファンタジア文庫・ISBN4-8291-2609-4)
○私立誠鵠館高校の三年生上沢鏡一は、夕暮れの公園で一心にフルートを奏でる美しい少女・美環と出会った。
その時、少女の前に黒いレザーの上下を着た男が現れ、二人は一瞬の閃光の後『変身』していた。鏡一は偶然にも、地球の存亡をかけた〈ビット〉たちの闘いに巻き込まれてしまったのだ。
空間や物質のエネルギーを、精神の力で切り取り変換させる能力を持った者たち−−彼ら〈ビット〉たちの闘いに巻き込まれた鏡一は、自ら〈ビット〉能力に目覚めた。彼は愛する者のため、自らも戦うことを決意する!!
第三回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞の著者が放つ、熱血のファンタジック・ワールド!
★「石のハートのアクトレス」
(サークル文庫・ISBN4-7952-9949-8)
○私立白妙女学院に通う聡子。彼女らが夏休みに学校で出会ったのは親戚・寒沢うらら博士の作り上げたロボット実験試験型一号機の「一子」だった。人間に近づこうと「感情」を学ぶ一子と不安定な感情をあらわにするよりそれを制御し「演じよう」とする聡子。彼女の心境が一子と出会い変化してゆく……。今始まる聡子と一子のストーリー。
補足:カバーの紹介文ではヒロインの名前は「聡子」と誤植されていますが、本当は「聡美」です。
★「青の時代のスタンドイン」
(ノワール出版ノベルス・ISBN4-931396-44-5)
○紘枝が所属する白妙女学院演劇部は、ロボットの「一子」とともに東北大会へ出場するここになった。遠征の準備も順調に進んでいたが、突然の事故で、一子がエネルギー切れを起こしてしまう。一子の代役として、それも主役として舞台に立つことになった紘枝。練習では巧く演技できたが、リハーサルで舞台に立った途端に足がすくむ……。すっかり自信をなくした紘枝の前に、自分の方が主役に相応しいという二人のロボットが現れた。
補足:「石のハートのアクトレス」の続編です。諸般の事情により出版社が移り、文庫から新書に変わりました。
☆「飛べない天使の羽を背に」
(蒼コミックス
『人形姫ミレニアム』ISBN4−88388−104−0 収録)
○私の本当の気持ちって、なんなの? おしえて……。彼に思いをうちあけられない少女の心のうちを、フィギュアだけが知っていたのだ−−。
補足:『人形愛』をテーマにした小説&漫画&イラストなどのアンソロジーに収録した短編小説。私のネタは本書の中でも例外的な「大量生産キャラクター玩具」としての人形がモチーフで、しかも人間のヒロインと女性型ロボット玩具の物語です。
大学進学で上京してきた地方出身の女の子が、ふとした事から参加した玩具サークルで知り合った男性に恋をして……というお話。転載したアオリを読んでいただければお判りのように、自分で言うのも何ですが非常に「少女マンガ」な話です、ハイ。『人形姫ミレニアム』の詳細については、上記の書名をクリックしてください。
☆「通り過ぎた凜緒」
補足:ヨルコ×ヨルタというサイトで連載された短編小説です。
売れない脚本家である「僕」は、親を亡くしたばかりの少女・凜緒に出会う。邂逅するたびにあり得ないスピードで成長する凜緒と「僕」は互いに惹かれあうが……。
もちろん下敷きは『ジェニーの肖像』ですが、むしろ梶尾真治の「ヒロインの名前を冠した一連の時間SF」へのオマージュです。
現時点で、書籍の形でまとまる予定はありません。