■家元継承

平成15年1月の新年会で、櫻川梅后家元から、落語協会会長三遊亭圓歌師匠立会いのもと、梅后流「江戸芸かっぽれ」の家元をご長男の櫻川千代助師匠に継承するとの発表がありました。


 

家元継承の挨拶・櫻川梅后
 このたび、私、櫻川梅后は、古稀の寿を迎えましたのを機に、梅后流「江戸芸かっぽれ」の家元を、長男の櫻川千代助に継承させることにいたしました。
 ご存知のように、梅后流「江戸芸かっぽれ」は創設以来、これ以上ないと思われるほどの発展を続け、国内はもとより諸外国とも幾多の文化交流を重ね、その成果として文部大臣賞をはじめ数々の賞をいただいております。
 そうした歴史のうえで、新家元には、梅后流のさらなる発展と一層の繁栄を祈念してやみません。
 なお、私は、梅后流「江戸芸かっぽれ」宗家として、今後も梅后流及び新家元を支えていく所存でございますので、これまで同様ご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

 平成十五年一月吉日
梅后流江戸芸かっぽれ
宗家 櫻川 梅后

 

新家元・櫻川千代助の挨拶
新家元・櫻川千代助の挨拶 今般、私、櫻川千代助は、梅后流「江戸芸かっぽれ」家元を襲名することとなりました。
 もとより梅后流「江戸芸かっぽれ」は、粋な江戸の文化を後世に伝え残すことを大きな使命としております。長年、宗家のもとで修行してまいりました、その「心」をいつまでも忘れることなく、また、「かっぽれ」の持つ芸術性をより一層高め、大切にしながら、新家元としてその重責を担ってまいる所存でございます。
 若輩ではございますが、今後さらに努力精進を重ね、梅后流のさらなる発展のため、芸道に邁進していく覚悟でございますので、宗家同様、これまでにも増すご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

 平成十五年一月吉日
梅后流江戸芸かっぽれ
家元 櫻川 千代助


 2003年(平成15年)2月11日(火曜日) 東京新聞掲載