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明るい気分にはなり切れないけれど…/落語の効用(090217)
義姉が亡くなってから10日が過ぎました。「かに道楽」で食事をするなど義父母が気を遣ってくれたり,仕事も再開。暇があるときは落語を聞きまくって,だんだん気持ちに区切りがつくというか,考えることが分散するというか,疲れ切るまで脳を休ませないというか…。明るい気分にはなり切れないけれども,それなりに日々をやり過ごしております。
このところの大きな収穫は,落語の効用を知ったこと。三遊亭円生さんのCDをドカドカ聞いております。噺(はなし)の面白さを堪能。落語を「お笑い」というけれども,この芸は噺(はなし)といったほうがふさわしい。大人のお伽噺(おとぎばなし)と思ったほうがしっくりくるように思います。もちろん,噺の途中のダジャレなどのくすぐりはありますけれども…。「大山詣」「おさん茂兵衛」「品川心中」「死神」「樟脳玉」(しょうのうだま)「洒落小町」「城木屋」…どれも面白かった。「話芸」というのは,ある,と思い知らされます。「死神」なんて,お化けの気味悪い噺も実に味わい深い。ありがてえ,ありがてえ…と。
最近は落語を聞くようになって,不眠気味だったのがよく眠れるようになりました。CDを繰り返し再生で聞いていて,同じ噺が3度目にもなれば,そのまま寝込んでしまうか電源を落として即眠れる…という次第。恥ずかしながら1回聞いただけではよくわからないところもあるのですが,2度聞けばだいぶ理解できます。歴史・地理・歌舞伎などの知識がないとわからないところは諦めるしかありません。毎度のことながら勉強不足のせいで,目や耳などと同様,頭も「具合が悪い」と,これはつらいですねえ。
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