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080319「ワーカホリックからの脱出〜健康と旅と熊野古道〜」覚書(080329)
◆和歌山県は「旅」や「健康」に思い入れを持って取り組んでいる。特に熊野は日本人の心の拠り所。熊野古道は世界遺産だが,森林・温泉・食・文化など,蘇りや癒しにつながる有形無形のものがたくさんある。平成16年から熊野健康村プロジェクトに取り組んでいる。
◆日本のビジネスマンは一般に,残業過多で休日出勤も多く,メンタル面で苦労している人が多い。成果主義により周囲への不信感が増幅している例が多い。常にどこかから監視されているような気分になるらしく,職場では気持ちが落ち着かない。仕事を通じてのストレスから家庭崩壊に至る人も少なくない。年収が多い人のほうが普段から運動をしている。こういうことができる人だから収入が多いのか,収入が多いからこういうことができるのか。
→私は後者だと思います。ビンボー人は金にならない運動はほとんどしない。そんなヒマがあったら休むほうがマシと考えるのではないでしょうか。
◆ビジネスマンの健康について。大事なのはトップが率先して健康を志向することで,多くの有能な経営者は夜の付き合いを極力減らして早寝早起き。企業は病気にならない働き方を模索し始めた。トヨタは40億円出して健康施設を造った。キヤノンは週休二日制をいち早く導入。社内には健康器具がたくさんあるとのこと。楽天の品川タワーにはフィットネスジムがあり,社員は自由に使える(社員食堂はタダ!!)。企業は従業員の健康管理を経営管理の一部と考え出している。持続的なサポートが大事。個人のストイックな努力に頼るようではダメ。経営力=健康力と考え,健康会計創設の動きもある。社員の健康問題は環境問題・CSRと並ぶ企業経営に関する重要テーマと位置づけられてきている。
◆4泊5日の熊野古道・中辺路ルート40km走破の報告。自然や地元の人とのふれあい,神々しい体験などもあり,人生観が変わる。また他のルートにチャレンジしたくなる。熊野にはリピーターが多い。1日より2日,2日より3日と,より長い日程にしたくなるそう。
◆ヘルスツーリズムには,(1)健康増進,(2)健康維持,(3)健康回復という3つの役割がある。
◆旅の力とは,文化・交流・健康・教育・経済にある。
◆熊野は川・山・海(白浜)があり,休養・栄養・運動のすべてを満たす素晴らしいところ。
◆親子3代の熊野詣を,企業に全面的にバックアップしてもらいたい。長い間人々を引きつけてきた熊野には,行った人ごとに感じるさまざまな魅力がある。
◆メンタルヘルスの面からも旅は有効。「メンタルヘルス白書」によると,心の病を抱えた従業員のいる企業は増えている。大企業は取組が比較的進んでいるが,中小企業はまだまだ。
◆歩いてから温泉に入ると健康にとてもいい。歩く場所も平地でなくでこぼこ道がいい。メタボ対策なども含め,熊野では「熊野セラピー」と称していろいろなメニューを提供。
◆だれでも心を病む可能性はある。健康なうちからメンタル対策・メタボ対策を。
◆熊野に来る人の平均年齢は50〜60歳。3か月に1回というのがいい。季節がちょうど変わるし。
◆企業は従業員に健康休暇として,ヘルスツーリズムで5泊6日を使わせてやってほしい。
◆「人には心の印画紙が3枚ある。初めてでも心の印画紙に重なるところがある。そんなところに行ったら,深呼吸をして,まぶたのシャッターを切るんだぜ」。デジャ・ヴ=既視感であります。デブ・ジャではない。ちなみに私の3枚のうち1枚は出雲大社。
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