まあ,普通の滑り出し?/薬害C型肝炎被害者救済特別措置法成立!(080111)

 2008年のお仕事は,7日・8日は無事消化。8日の夕方,小学校の同級生のKちゃんと「軽く地元で飲みましょう」なんて話から,その後大破。 9日は,例によって毎度オナジミの臨時休業になってしまったのでした(年明け早々は2日しかマトモに働けなかった…)。ま,でも,これはこれで,最近の私のペースなので,もういいやと思っております。10日・11日は朝から普通に出勤。これで,普通の滑り出し。

 ルーチンワークがない,私のような研究開発職が,毎日タイムカードを押すためだけみたいに会社に行くのがそもそも実にバカバカしいことなんですな(こんな意識を“マジメ”な部下と共有できないのもだいぶ腹立たしいのですが…)。“ムカツイたら態度で示そうね,ほらみんなでお休みだ”…と,『幸せなら手を叩こう』の節でね。わたくし的には,そのノリでございます。上司には「みなし出勤にしてください」と言っているのですが,どうやら私が何を言っているのか理解できないようで,ほっぽらかしにされております。私が彼だったら「いいよ。好きにしろ。結果が出なかったらヒドイメにあわせるけどな…」と言ってやるんですけどね。どっちが会社にとってオトクなのかは考慮外な模様。それはそれでありがたいけど,夏休みのラジオ体操じゃないんですからねえ…。“皆勤したってちっとも偉くないけど”ぐらいのシビアさがほしいなあ。プロの集団が企業ってもんだとすれば…。

 本日2008年1月11日,薬害C型肝炎被害者救済特別措置法成立! おめでとうございます。ひとまずよかった。主張が認められてね。喜べる人は思いきり喜んでいただきたい。でも,病気が治るかどうかは人によって,また,今後の経過も患者さんそれぞれで違うんですよね。お金をもらったって治らない人は治らない,当たり前ですが。また,「薬害と証明できないけれど現実に苦しんでいる肝炎患者」のほうが圧倒的多数であり,さらにこうした病気は肝炎だけではありません。これ,本当にムズカシイ問題だと私は思います。今後の政府の対応に大いに期待したい。何よりも国民の“命”を大事にする政府というのが当たり前の本来の姿なんだという国民の合意が必要ですよね。弱者が生きやすい制度(セーフティネット)は本当にありがたい。この水準を切り上げることが“国民福祉の向上”であり,税金の払い甲斐を感じるところでもあるんじゃないですかね。

 そんなわけで,今回の薬害肝炎の問題についても,国家賠償法とか特別措置法の問題として考える以前に,まずは,そもそもの憲法25条の問題としてとらえようとする姿勢が必要なのではないかと私は思います。個別具体的に故なく不利益を被っている国民がいる場合,まずは救済する(=生存を確保する)というのが憲法25条(生存権保障)の精神ですよね。その後に,たとえば製薬会社に過失があったと証明できたら,そちらに損害賠償を求めるという手順が想定されているはずなんですね。政府と企業が“仲良く”過失などを認めないでいる間に,適切な処置を受けられないで国民が亡くなってしまうとか,現場の市町村の財政事情によって“解釈改憲”で,生活保護が打ち切られて餓死する人が出るなどというのは,あんまりです。でも実際,そういうことは今回の薬害肝炎の被害者の場合もあったんですよね。

 今までも足尾銅山とか水俣病とかエイズとかでさんざんこういうことがあったのではないでしょうか。この辺,誰かに思いきり検証してほしいなあ〜。


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