体育優良生徒(020316)
 中学3年の息子が,下の「体育優良生徒」という表彰状をもらってきました。「こ,これはお父さんが昔もらいたかったヤツじゃないかあ〜」と父は大いにウラヤんだことでした。この賞状は東京都では,毎年中学卒業時に,各校男女1人ずつがもらえるのです(まだ続いていたんですね)。私も中学の時はスポーツが得意だったのですが,当時同級生で砲丸投げで東京都で2位になった友人の正俊がおり,この賞状はそちらに行ってしまったのでした。私は剣道をやっていて,個人戦では大した実績はなかったものの団体戦では区の大会や都内3区合同の大会で優勝したこともあり,また陸上でも3年連続で国立競技場を走り駅伝の選手でもあったのです。でも「東京で2位になった人にはかなわないよなあ」と当時は納得したのでした。後日,中学の先生から「あの時は君と彼とどちらにしようかモメたのだ」という話を聞き,ちょっと慰められたりしたのでした。

 

 で,その後約四半世紀忘れていたものを,息子がもらってきたのでした。息子も私と似たようなもので,バスケットの選手で陸上・駅伝の選手です。陸上・駅伝は大して変わらない実績,私の剣道と彼のバスケットの実績を比べると私の圧勝。息子に言わせると「これは勉強の成績もある程度よくないともらえないのだ」とのことで,確かに勉強の成績は彼のほうが私より随分よいのです。「し,しっかし,これは『体育優良生徒』なんだからよお。君程度の実績でナンでもらえるかなあ〜」と言ってみても,こういうのはもらった人の勝ちでございます。

 中学の同級生であるツマは「こんなのあったっけえ〜,すごいねえ。お父さんもウダウダ言ってないで一緒に喜びなさいよ」と,オヤジのフクザツなウレクヤシー心境にまったく配慮なし。ま,配慮したって何がドーなるわけでもないのですが。…というわけで,今宵はちょっと盛り上がった我が家でした。もちろん息子には心から祝福の言葉を…言うの忘れてしまった(ま,んなもん照れくさいっす。父と息子で,言うほうも言われるほうも)。小学生の娘が「ふーん。すごいんだあ」と平静を装いながら賞状を見ていた目にちょっと期待。がんばれ! 娘!

 こういうウレシイことがあったとき,一緒に喜んでくれるはずの人が1人欠けたことがコタエます。爺ちゃん(亡父)の自慢話のネタの多くも,子どもの頃のスポーツの話だったのです。


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