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『仕事の哲学』P.F.ドラッカー[著]/上田惇生[訳](090823)
会社で発見して借りたままになっていた本。ドラッカーの格言集。『ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を』を読んで興奮した余力で一気読み。 2003年7月第1刷,私の手元にあるのは2008年8月の第5刷。毎年確実に増刷という感じ。さすがドラッカーさん。手堅い。
■『仕事の哲学』(P.F.ドラッカー[著]/上田惇生[訳]/ダイヤモンド社/本体:1,400円)
この本は,ドラッカーさんのこれまでの著書から名言を抜いてきてまとめた4冊―『仕事の哲学』『経営の哲学』『変革の哲学』『歴史の哲学』―のシリーズの中の1冊。副題が「最高の成果をあげる」で,「1 成長」「2 成果能力」など,14章からなっています。いくつか覚書。ちょっと多過ぎに見えるかもしれませんが,これでも相当遠慮しました。本書には,大人の組織人(ってことは家庭でもかなり応用可能)に必要な,クールないい言葉がたくさん詰まっております。大したモンです。ドラッカーさんは,やっぱり。
不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである。無能を並みの水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーと努力を必要とする。……『明日を支配するもの』(59ページ)
人は得意なやり方で仕事の成果をあげる。……『明日を支配するもの』(60ページ)
組織において成果をあげるには、自らの価値観が組織の価値観になじまなければならない。同じである必要はない。だが、共存できなければならない。さもなければ心楽しまず、成果もあがらない。……『明日を支配するもの』(65ページ)
→そうなんだよ,ピーター。あんたはよくわかってるなあ〜。やりたくもない仕事をジイサンたちの古い陳腐な方法でやらせようとするのはやめてくれと言いたい。心楽しまないと成果はあがらない。逆に,「豚もおだてりゃ木に登る」とか強く思ってほしいものであります。
何も決定しないという代替案がつねに存在する。意思決定は外科手術である。システムに対する干渉であり、ショックのリスクを伴う。よい外科医が不要な手術を行なわないように、不要な決定を行なってはならない。……『経営者の条件』(162ページ)
→「外科手術はシステムに対する干渉」「よい外科医は不要な手術を行わない」。シビレますね〜。忘れたくない言葉ですね〜。
組織が腐っているとき、自分がところを得ていないとき、あるいは成果が認められないときには、辞めることが正しい選択である。出世はたいした問題ではない。……『非営利組織の経営』(78ページ)
→これは覚えておかないとね。出世というより,どんなステージでプレイするかは…と,私は考えたいですが。で,最後はライムライトのチャップリンみたいに死にたいかな…。
第二の人生をもつには、一つだけ条件がある。本格的に踏み切るかなり前から助走をしなければならない。……『明日を支配するもの』(215ページ)
→これも覚えておかないとね。第二の人生というか,この人生八〇年時代(私たちは,幸い)にあっては,20歳ぐらいまでを第一,40歳ぐらいまでが第二,60歳ぐらいまでが第三,60歳以降は第四というように考えたほうがわかりやすいかもしれませんねえ。50歳のアタクシは人生の第三コーナーの途中にいて,直線の第四期に向けてそろそろ助走を始めなきゃねってところでしょうか。ホントはね。マジ?
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