CD『圓生百席』三遊亭円生・覚書(090307)

 相変わらず図書館で三遊亭円生さんのCDを借りまくり。

■CD『圓生百席』三遊亭円生・覚書(090307)

 つい控えを取るのを忘れてしまって,よくわからなくなってきたので,ちと覚書。

 『圓生百席』の2枚組1セットで全部で58セットのうち,3月6日現在,以下の18セットを聴いたところ。本当に素晴らしい。噺家さんは当然として,「芸人」とか「アーチスト」とか名乗る人にはぜひ聴いていただきたい。シビレます。円生師の芸を堪能し(よく通るいい声で歌も絶品!)笑って泣いて,とても大事なことを学ぶんですなあ〜。

(05)大山詣り・おさん茂兵衛
(07)帯久・お藤松五郎
(08)おみき徳利・お若伊之助
(09)掛取万才・鰍沢
(11)がまの油・蛙茶番
(15)小言幸兵衛・心のともしび
(18)小間物屋政談・盃の殿様
(20)真田小僧・三年目・三十石
(21)三人旅・紫檀楼古木
(23)品川心中(上・下)・死神
(24)樟脳玉・洒落小町・城木屋
(25)酢豆腐・水神・仙台高尾
(28)付き馬・テレスコ・遠山政談
(29)唐茄子屋・豊竹屋・夏の医者
(39)文七元結・へっつい幽霊
(41)妾馬・無学者・百川
(44)吉住万蔵(上・下)
(48)乳房榎(前・後)

 下は「(20)真田小僧・三年目・三十石」の解説書からスキャンしたもの。百人一首でおなじみの,喜撰法師の「わが庵は都のたつみしかぞすむ世をうぢ山と人はいふなり」のもじりですね。恥ずかしながら私は全部の文字は読めませんが,多分,「我が庵はみやこ(古)の戌亥(いぬい)志家(しか)そ住む予を噺家と人はい(以)ふなり」なんだと思います。

 で,またまた引っかかる。

 「戌亥」ってどの方向?
 志家ってナンだ?

 後のほうの「志家」は円生さんの造語と思われます。史家とか篤志家といった言葉と合わせて愚考しますに,意志的に生きてきた円生さんにしてみれば,自称「こころざしか」ということではないですかね? それはそう理解することにして,「戌亥」がわからないのが情けなし。

 しょうがないのでお勉強。はい。下であります。お約束の上(子)が北で,北西。円生さんのお宅は四谷あたり。どうでもいいことですが,そのさらに北西の東京の端の端にわが家があります。喜撰・圓生に次いで詠む最新作。

 わが庵は 都の戌亥 端の端 予をじゃまじゃまと ツマはいふなり
 わが庵は 都の戌亥 しかたない 借金の山と 人はいふなり


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