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『国づくりと研修 121 SUMMER 2008』全国建設研修センター(080903)
ちょっとご縁があって,私は20年以上前から本誌(季刊)の愛読者。財団法人の全国建設研修センターというところが発行している機関誌です。建築やら土木と無縁な者が読んでもかなり興味深い記事が,毎回たくさん載っています。今号の特集は「舟運都市の再興」。このデキがあまりにも素晴らしいので,改めて,本誌についてネット検索したら,(財)全国建設研修センターのサイトがあり,そこから「機関誌 国づくりと研修」というバナーを押すと,本誌の紹介のコーナーへ飛べるのでした。
どの号からなのか確認していませんが,各号の特集だけはPDFをダウンロードして読めるようになっています。太っ腹! 驚きました。
詳しくはそちらをご覧いただくとして,特に私は,この特集の中の最初の3本の記事,「都市楽師、川に現る」(鳥越けい子),「対談 都市の水辺空間と舟運」(三浦裕二×浅見和彦),「日本のアイデンティティーを育んだ舟運」(竹村公太郎)には感銘を受けました。鳥越けい子さんの“音風景(サウンドスケープ)研究家”という肩書にかなり驚いたりしつつ,「水」の周りの生活やら時間やら音やら,さらに匂いなんてことも含めていろいろと考えさせてもらいました。頭の中にも水が通って,頭が冷えたなあという感じであります。
なお,毎度楽しみにしている松本こーせいさんの連載「散歩考古学 大江戸インフラ川柳」(これはサイトではご覧になれません。そんな話ですみません)でも,今回はやや水絡みで「江戸の下水道整備」に関することが取り上げられていて,いつもながら大変勉強になりました。「黙礼のなかをながるゝ割下水」「小気味よく大家が落ちて溝普請」などの川柳が紹介されています。
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