DVD『カサブランカ』(080629)

 本日の東京は豪雨。昼間は家でゆったりする作戦。本屋さんで500円で買ったものの放っておいた『カサブランカ』を見ました。

■DVD『カサブランカ』(定価:税込500円)

 私がこの映画を初めて見たのは,多分,中学生のとき池袋の文芸座。1970〜72年頃。いろいろといいシーンがありますが,当時は全体としては当たり前ですがオトナ(オジサンとオバサン)の物語に見えました。それからも何度かチャンスがあればテレビやビデオで見てきましたが,今回,改めて深〜く思ったこと。イングリッド・バーグマンって若くてきれいジャン…。いつの間にか,ボギーとバーグマンの年齢を随分通り越してたんですね,私。

 さて,それとは関係なく,飽きないでずっと見ていられるこの作品の中で,私がいつも感動するのは「ラ・マルセイエーズ」の合唱の場面。ボギーに(「そんな先のことはわからない」とか)冷たくされて,当てつけみたいにドイツ兵と仲良くしちゃう女の子までが低い声で泣きながら歌うんですなあ〜。私は日の丸・君が代の強制には大反対ですが,このシーンには毎度泣かされてしまいます。

 さて2。実は今回は大ショックな発見あり。『南国少年パプワくん』のところでも書いてしまったんですが,ラストシーンの「友情の始まりだな」は,警察署長がボギーに言ったと私はず〜っっっと思い込んでおりましたが,ボギーが警察署長に言ったんですねえ。

 "Louis, I think this is the beginning of a beautiful friendship."

 このセリフはどうよ,と思いますねえ〜。これには,気がつきたくなかったなあ〜。ネット検索してみると,“beautiful friendship”を“美しい友情”でなく,“くされ縁”と訳して不評だったことなど(私は“美しい友情”よりは“くされ縁”と訳したほうがまだマシだと思います)が書かれていたりもしますが,それにしてもボギーが「友情の始まりだねえ〜」なんてことを言っているわけで,「そんな先のことはわからない」を愛用しているわたくしといたしましては,実にイカンでございます。

 が,まあ,時間が経てばまた「確かカサブランカのラストシーンでは,警察署長がボギーに“これが友情の始まりだ”とか言ったんですな」と,自分の好きなように記憶がゆがめられることがかなり期待できるので,今日のところはこれで勘弁してあげることといたします。(^_^;)


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