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『酔客万来 集団的押し掛けインタビュー』酒とつまみ編集部・編(080629)
ヨッパライのヨッパライによるヨッパライのための雑誌,『酒とつまみ』の名物コーナー「酔客万来 集団的押し掛けインタビュー」の,創刊号から第5号までの分をまとめたのが本書。押し掛けられてしまったのは,中島らも,井崎修五郎,蝶野正洋,みうらじゅん,高田渡の各氏。どれも面白いのですが,私は特に井崎修五郎さんが可笑しかった。こんなに面白い方とは知りませんでした。あまりにも小心なので,人と話すときシラフでいられないとか…。
■『酔客万来 集団的押し掛けインタビュー』(酒とつまみ編集部・編/酒とつまみ社(仮)/本体:1,600円)
本書についてはもう「おいしいですから皆さんもぜひどうぞ」と言う以外,思いつかない。最高であります。メチャクチャ可笑しいです。ちょっとだけ引用。中島らもさんと高田渡さんは,それぞれ享年52歳と56歳で亡くなっておられます。はああ〜。
【中島らも】
タケ らもサンの(γ−GTPの)最高記録は?
らも 1200かな。でもあれはシューッと下がりますからね。酒をやめればシューッと下がる。(24ページ)
らも 便意ってヘンでしょ。自分の家が見えてきた途端に急激に襲ってくる。ドアのノブに手が届いて,もう大丈夫や,と思うのになぜか出ちゃう(笑)。(30ページ)
【高田渡】
高田 ライブで全国行ったりしますでしょ。終わってからね,呼んでくださった方たちと飲むんだけど,そっちのほうが演奏している時間より長いのね(笑)。(194ページ)
この本の出版元は,奥付で正しく大竹編集企画事務所ということがわかります。でも,カバーでは「酒とつまみ社(仮)」というフザケた表示になっているんですねえ。こういう小技も好きですねえ〜,私は。トーハン・日販といった取次さんや書店員さんをまずこんなとこでクスッとさせたいんですね。
『酒とつまみ』については,その後も『なしかの本』関連とともに懸命に捜索を続けております(バックナンバーはなかなか入手できません)が,私が読めた『酒とつまみ』は創刊号と10号,現在,知人に貸し出している8号・9号の4冊。うち自分のモノになったのは8〜10号の3冊だけ。これからも入手の可能性を思いつくたびに尋ねて,地道に集めたい。
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