『東京検定』泉麻人(080206)

 練馬検定の次のチャレンジにそなえてお勉強。『東京23区物語』を書かれた泉麻人さんが,このような本を執筆されていました。

■『東京検定』(泉麻人/情報センター出版局/本体:1,200円)

 で…,予想はしていたのですが,さすがに泉さんの作品。ほとんど参考になりませんでした。レベル高すぎ,ネタが新鮮かつ不安定なものが大過ぎ。また,実は問題の形式も凝りすぎなものが多く,ちと考えるのが面倒くさい。本書の発行は年度版で10年,いや5年継続したら“恐るべき業績”になったと思われますが,1回出したきりで,泉さんも出版社も懲りた模様。帯にあるような「歴史」をもっと多くすれば「息の長い本」になったと思われますが,泉さんは,ご執筆時にはそれをわざと避けた風に私には思えます。

 さて,とはいえ,本書は全体としては大変面白いです。2006年5月発行の本書は,今はどうなってるかわからないところがあると,気をつけながら読めばいいんですね。そうして私は泉ワールドにどっぷり浸って楽しませていただきました。

 本書には文末に「検定修了証」がついています。その証書になぜか「今後とも(中略)上京したばかりの東京ビギナーの心づもりで,外苑西通りの歩道を一歩一歩あゆんでいってくれたまえ」なんて文言があります。この偶然がおかしかった。というのは,このところ私が路上観察している「心中消火器」は,まさに外苑西通りに面したところでウロウロしている物件なのです。(^_^)

  


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