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『ホーム・エコノミックス 新家政学概論』家政学方法論研究会(071117)
『暮し上手の家事ノート』,『続 暮し上手の家事ノート』と勉強してきて,“そういえば,女子大などに「家政学部」ってのがある。そこではどういう体系で勉強しているのだろう”と思ったのでした。たまたま見つけたのが本書。
■ 『ホーム・エコノミックス 新家政学概論』(家政学方法論研究会/ドメス出版/本体2,500円)
家政学というのは「家庭生活という人間生活の中心的部分を対象に,そこに生起する人と人との関係および人と環境との問題を扱う,他領域では代替することのできない魅力ある学問領域」(10ページ)なんだそうです。
でも,この「宣言」のような文章を読むと,逆に「近隣の諸学問分野からいろいろ攻められていて,その独自性が危うくなってるんじゃありませんか?」という感じがしてしまいます。まあ,門外漢の私にはどうでもよいことであります。家政学にはかつて「良妻賢母育成学」みたいであった歴史もありますが,それも私にはどうでもいいことであります。現在の「家政学」の知見はどう概観できるのかを知りたかった。
下は本書の目次です。これがスタンダードなのかどうかは,他の教科書を見たことがないので不明。今後の課題。でも,これで多分,大丈夫な気がします。第6章の「諸分野」というのが参考になりました。本書は1986.4初版,私の手元にあるのは1999.3第8刷。やっぱなあ,本当に幅広いですよねえ。看護学とか介護学とかも,どこかに溶け込んでいるのでしょうねえ。う〜ん。カアチャンにいわゆる良妻賢母になんかなられちゃったら窮屈でイヤですが,せめて私とカアチャンの能力を足せば,家庭人としてそこそこ合格ってなところに行っていたいモノでしたねえ。そうなっていないのに,子どもたち3人のうち2人が成人になってしまい,末っ子もあと3年もすれば20歳を超えます。こんなんでよかったわけはないですが,子どもたちについては仕方ないとして,私自身の家事能力育成が問題であります。う〜。
◆『ホーム・エコノミックス 新家政学概論』 目次
1 家政学をめぐる動向
2 家政学原論の系譜…これを読むと「家政学って何?」と学会が揺れていることがわかります
3 家政学の目的と対象
4 家政学の研究方法…「家政学将来構想1984」という重要文献(?)があるらしい
5 家政学の近接領域
6 家政学の諸分野
1 家庭経営学…(1)家族関係学,(2)家庭経済学,(3)家庭管理額
2 児童学
3 住居学
4 食物学
5 被服学
6 家庭科教育…ここを読んで猛烈に家庭科の授業を受けたくなりました
7 家政学の社会的展開
付論 家政学のパラダイムをめざして
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