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『アルコール問答』なだいなだ(070923)
8月下旬の「軽井沢遠征」,「高校プチ同窓会」では,きれいな酒飲みでいられたものの,約2週間断酒した後のリラックスした状態での9月21日は,Yooちゃんと別れた後,これまで同様ブラックアウト(『酒乱になる人、ならない人』)。この日(とその翌日)は,“まあ,そうなってもいいか”ぐらいの勢いであったとはいえ,本当に記憶がなくなってしまうほどになるとは,実は思っておりませんでした。2週間も飲まないでおり,かつ体調について「オタク的」に気をつける習慣ができているんだからどこかで歯止めがかかるのではないかと,漠然と思っていたのでございます。ショック…。私は「本物のアルコール依存症なんだ」と認めざるをえない…。
■『アルコール問答』(なだいなだ/岩波新書/本体660円)
『酒乱になる人、ならない人』を読んで,
オソロシイのは,アルコール依存症の患者は,意志が弱いというわけでなく,飲酒欲求をコントロールできない病気にかかっていると考えるべきで,仮に,治療によって治ったとしても,あるとき1回でも飲酒してしまえば元に戻ってしまうということ。
…という知識はあったわけですが,まさに,それが,現実のものとなっているのでございますねえ。こういうことはこれまでに何度も経験してきているのですが,今回は久しぶりにコタエました。はああ〜。大きな失敗がなかったのが救い。
本棚にあった,信頼するなだいなださんの本を読みました。他に読みたい本もあったのですが,最優先。いつものなだいなださんのシャレた文章でなく,大まじめな文章。でも対話形式にしたり,むずかしい専門用語はあまり使わないなど,読者に読みやすいようにとの工夫がいろいろとされているのが,さすがです。もちろん文章そのものにも,ムダがない。比喩なども大変わかりやすい。
(アルコール依存症の)「患者さんたちは,今,飲まないでいても,いつまた飲みはじめるか分からない状態で,たゆまぬ努力を続けているのです」(56ページ)
こんな記述もハゲミになります。今,断酒に成功しているように見える人も,何度も挫折したことがあるという記述も,もっともだと納得がいきます。これは,『タバコはなぜやめられないか』にあった,
■禁煙成功の鍵
他の薬物依存同様,禁煙の成功率は20〜40%。何回かの中止の試みの中で徐々に成功へ向かうことが多い。まずは「節煙」というのも,もちろんよい。「今日1日の禁煙」から始め,それを積み重ねること。
とも通じるんですねえ。
さらに言うと,このところずっとやってきているダイエットや体質改善に関する行動変容の方法,『きれいドリル』に見られる美容関係の自己改革の手法,『世界一やさしい問題解決の授業』や『7つの習慣』で示された方法,経営学でいうPDCAサイクルの確立(PDCA:Plan-Do-Check-Action)など,みなとてもよく似ています。「現状を明示的に理解し,その改善を計画し,実行し,反省,また次の行動につなげることを,ひたすら繰り返す」ということでございますねえ。
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