『医師がすすめるウオーキング』泉嗣彦(070813)

 会社の後輩が「こんな本読みましたけど,よかったら…」と貸してくれた本その2。

■『医師がすすめるウオーキング』(泉嗣彦/集英社新書/本体:660円)

 泉嗣彦(いずみつぐひこ)先生は1943年生まれ。社団法人日本ウォーキング協会副会長。ウォーキング医科学研究所所長。『ご飯を食べてやせる40歳からの減量法』に続き,健康関連の読書。栄養管理と運動は健康の2大要素なのだな,と改めて確認。

 超大事と思ったまとめが以下です。この本を読んだ後,私はさっそく万歩計を買いに行きました。そして,その日の夜にはなくしてしまいました。はあああ〜。泉先生,すみません。もう,本当に,私ってヤツは…。

■四大生活習慣病
 (1)肥満
 (2)高血圧症
 (3)高脂血症
 (4)糖尿病
…上記4つの疾患が合併して起こった状態を「死の四重奏」という。(10ページ)

 これに下の2つを加えた生活習慣病が要注意
 (5)肝機能異常
 (6)高尿酸血症(痛風)

 生活習慣病は基本的には医師が治す病気ではない。具合が悪くなった人自身が,自分で生活習慣を改めることが最も重要。しかし,「自分で治す」のはむずかしい。

 生活習慣病は薬や手術では完治するのがむずかしい。進行してしまうと生活習慣を改善しても治らなくなる。よって「要経過観察」あたりのところで生活習慣を改善し,予防に努めることが大事になる。

(生活習慣病について)正しい診断を受けるには,きちんと保存した(過去の)検査データを持っていくのが,本当は一番いい。生活習慣病は長い時間をかけてゆっくりと着実に進行する。少なくともここ何年かでどんなふうに検査結果が推移したかを知ることが診断を下すためには重要。

■有酸素運動が大事
 有酸素運動…酸素をとりこみながらする運動
 無酸素運動…短距離や重量挙げのように息を止めてするもの

■検査の正常値,自分の数字を知る
〔肥満関連〕
BMI…25以上(男女とも22がベスト)
体脂肪率…男性25%以上,女性30%以上
内臓脂肪型肥満の疑いあり…腹位:男性85cm以上,女性90cm以上

■ライフスタイル・ウオーキングについて
 日常生活の中で,今まで より1日1,000歩多く歩くことをとりあえずの目安とする。
 ※毎日歩いた歩数の記録を残す(肥満の人には食事の記録もする)
 ※ライフスタイル・ウオーキングは無理してするものではない。続けることが大事。
 ※それまでより多く歩くようにして6週間過ごすと検査値はたいていの場合,改善
  の兆しが現れる。
 ※歩くことと好きなことを結びつける。
 ※歩くのが楽しくなるヒント集
 〈私が試したいこと〉帰宅途中のどこかの駅で降りて一駅だけ歩いてみる

 下は泉先生の文章をそのまま引用。おっしゃるとおりでございます。

「身体と心は,同じペースで老いなくてはいけない,というのが私の考え方です。(中略)「寝たきりになって頭だけはしっかりしている」,あるいは反対に「頭はぼけてしまっているが身体は元気である」という老い方は,幸せとはいえません。(183ページ)


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