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『共謀罪とは何か』海渡裕一・保坂展人(070617)
『いま、なぜ地方分権なのか』を読んだ後,そういえば気になっていた「共謀罪」に関する本をついに手に取りました。
■『共謀罪とは何か』(海渡裕一・保坂展人/岩波ブックレット/本体:480円)
いちおうね。ざっとでもいいから概観しなきゃと思っていたテーマ。私のイメージでは,これは,昔の「治安維持法」なんでしょ? ということ。で,この本を読んで思ったこと。「やっぱね」でございます。
有事法制の成立で,そのときどきの政府が「これはヤバイ」と思ったらかなりのことができるようになったわけですが,さらにこんなことも考えられているわけなんですね。サミットなどで各国首脳は「いかに国を仕切るか」と,そんなことばかりを,実は勉強してるんじゃなかろうかと思ってしまいますねえ。将軍様の国やスー・チーさんを軟禁している国,さらには,あのみんなで攻撃した頃のイラクと大差ない国づくりをめざしてるんじゃないの? と。
こういう法を考える根拠が全然わからない。日の丸・君が代は強制じゃないって話で成立したはずの国旗・国歌法が肥大化して,教員を処分する根拠になったりしちゃう状況を見ていると,こんな法案が通ったら相当マズイぞと普通は思いますよね。いっくら欲ボケしている人たちでも,まさかこんな法案をまた提出したりはしないよな,と思いたい。
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