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『落日燃ゆ』城山三郎(070411)
城山三郎,吉村昭にハズレなし,と思っております。
■『落日燃ゆ』(城山三郎/新潮社/定価:980円)
広田弘毅。東京裁判でございますねえ。この本のことはずっと知っておりいつか読もうと決めておりました。ついに巡り会って,一気に読みました。こういう本を読んでから,憲法9条がどうのと言ってほしいわ。軍の暴走は原発の事故と同じで,いつだってありうることなんですね。恐ろしい。
広田弘毅は奥さんに先立たれたのですが,家族に宛てた手紙の最後にはいつも「シヅコドノ」と奥さんの名前を書き続けたそうです。実は私の携帯電話の実家の番号も亡き父の名前で登録したままにしてあります。広田弘毅の気持ちがちょっとわかる気がします。
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