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『ヤバい経済学』スティーブン・D・レビット,スティーブン・J・ダブナー(061209)
ずっと読みたいと思っていた本。
■『ヤバい経済学』(スティーブン・D・レビット,スティーブン・J・ダブナー/望月衛・訳/東洋経済新報社/本体:1,800円)
この本は,評判どおり,面白かったです。オススメです。経済学といえばそうなんでしょうが,う〜ん。実証経済学というか統計学というか…。私にはよくわかりませんが…。帯には「経済学なんて知らなくても楽しめる」と書いてあります。はい。その通りでございます。われらが国技の相撲の取組みについても取り上げられています。山口昌男先生が文化人類学で,岸田秀先生が精神分析学で世の中をつかもうとするように,2人のスティーブンさんは経済学で世の中をつかもうとします。以下のようなことをおっしゃいます。
道徳が私たちの望む世の中のあり方を映しているのだとすると,経済学が映しているのは世の中の実際のあり方だ。(268ページ)
了解でございます。が,あんまり普通の読み物のように読めてしまうので,経済学的考え方が頭に浸みた実感なし。それよりも,この本の趣旨とは合いませんが,私が驚いたのは,例として挙げられているアメリカの現状。所得格差,人種差別,教育の荒廃,犯罪,…。華やかに見えるアメリカですが,この国は,明らかにわが国以上に病んでいると思ったことでした。
増補改訂版というのも出ました(下右)ので,リンクをはっておきます。
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