『ノア・ノア タヒチ紀行』ポール・ゴーガン(061113)

 『ゴーガン 私記 アヴァン・エ・アプレ』を読んだ後,猛烈にこの本を読みたくなり,ネット検索をかけて注文。ユーズド本。

■『ノア・ノア タヒチ紀行』(ポール・ゴーガン/前川堅市・訳/岩波文庫)

 この本は紀行文。ゴーギャンがタヒチに行って,そこになじんでいく様子が書かれています。ざっと言うと,ゴーギャンがタヒチに来て,現地妻と仲良くして,ほとんど捨てるようにその妻を残してフランスに帰るため現地を離れるまでの話。ゴーギャンの版画が多数掲載されているほか,いろいろ興味深い記述があります。たとえば現地の神話について,たとえば嬰児殺しや人肉嗜食などについて(これは,人口と限られた食糧とのバランスをとるための制度・習慣とか)。ゴーギャン・ファンの方だけでなく民俗学や文化人類学の勉強をしている人にも,是非読んでいただきたい。オススメです。


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