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『論語』金谷治・訳注(061029)
和辻哲郎『風土』,井上靖『孔子』に続いて,『論語』。
■『論語』(金谷治・訳注/岩波文庫/本体:505円)
『論語』は確か,中学生のときに買ったことがあります。でも,多分,全部は読んでおりません。今回,初めて全部読みました。まったくの偶然でしたが,『風土』で中国的風土について学び,『孔子』で孔子の物語の一端に触れた後,この本を読めてよかった。『論語』は聖書と違って,時間の流れがはっきりしない,教え,言葉の羅列でダブりもあります。名言集以上の味わい方はむずかしい本だと思いますが,別の関連知識が頭に残っていたので,何だか理解が深まった気がしました。
この本は,1963年が第1刷で,私が今回読んだのは1990年の第43刷りでした。本当に長い間親しまれてきた本なんですねえ。訳注の金谷治先生が偉い方のようで,細かな,研究に役立つ注をつけてくれています。でも,私はそうした工夫を味わえませんでした。漢文も眺めるだけで,ほぼ読み下し文だけを追いかけておりました。この辺がね,ちと情けないところであります。
『論語』はどこからでも読めます。オススメです。
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