『下流社会』三浦展(060115)
 大学3年の娘が読み終わった本。

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■『下流社会 新たな階層集団の出現』(三浦展/光文社新書/本体780円)

 血液型診断の本を読むように拝読。「『下流』の男性は引きこもり,女性は歌って踊る」…なんてね。家で本を読むことと酒を飲むのが好きな夫と外出好きのツマの我が家って…,やっぱりねえ〜などと。
 著者の三浦展さんは1958年生まれ。私と同い歳。一橋大学社会学部出身でマーケティング活動を行うかたわら,家族,消費,都市問題などを横断する独自の「郊外社会学」を展開されているとのこと。「勝ち組・負け組」「希望格差社会」など,「このテの本は売れる」と確信を持ってご執筆されたのでしょうか。これまで中流だと思っていた人々が,「上流」と「下流」に別れていき,今は「下流」に流れる人が多いそうです。そうねえ〜。低いほうに流れるほうが楽だもんねえ。やっぱり。
 これって高福祉国家のモラルハザードなんですかねえ。何だかよくわからなくなってきちゃったなあ…。
 まま。というわけで,ここに書かれていることは,そんなこんなでそれなりに面白いです。話のタネになります,そういう意味ではオススメです。やっぱりね。売れてるだけのことは,まあ,あります。
 で,とりあえず,こうした傾向が広がっていくのは好ましいことではなく,どうすればいいのかという提案も最後に書いてあります。これがちょっと軽すぎるので,私は今ひとつ,大きな声で「オススメです!」といえないのでありました。


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