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『教育委員会廃止論』穂坂邦夫(050821)
ちょっと読んでみてと知人から渡された本。過激なタイトル。でも,著者は元埼玉県志木市長の有名な方だし,出版社も有名だし,ということで読みました。
■『教育委員会廃止論』(穂坂邦夫/弘文堂/本体1,600円)
義務教育の仕組みって,実はよくワカランのですねえ。ここに書いてあることをさっと読んでもわかりませんでした。簡単な図でも入れてほしかったなあ〜。で,文句言ってるだけじゃなくって作ったろうじゃないの,とやってみたのが下図。はは。よけいわかりにくくなったかも。私が理解できた範囲で重要と思うところをまとめたもの。
穂坂さんの言わんとしていることを私なりに要約すると,中央集権的画一的な教育行政はやめましょう,ということです。国はミニマムな決まりと監視システムだけを作って,あとは地域に任せなさいと。それと,自分の学校に責任や愛着を持ちにくいような教員の採用・配置の仕組みも変えなきゃダメだぞと,そういうことかと思います。なるほど。少子高齢化が進む現在,少子であるなら,その子どもたちがこれまでの子どもたちの数十倍も優秀ならよいのではないかとか,仮に出生率が上がったとしてもややボケ気味のお年寄りとアホなガキばっかりになったらマズイとか,いろいろ考えてしまいますね。終わりのほうに書いてある改革案についてはどうだろうと思う部分もありましたが,確かに“今の制度ではダメだぞこりゃ”とは思いました。ちゃんと改革の具体的“案”を出されたところには敬意を表したいと思います。“こりゃだめだ,何とかしなきゃ”なんてことは現場にいれば誰でも言えます。変える案が出せるか,もうちょっと言えば,自分が当事者になって実行できるかってトコが肝心なんですよね。
大変勉強になりました。ありがとうございました。どうぞこれからもお元気でご活躍くださいませ。穂坂邦夫様。
皆様にもぜひ読んでいただきたい。そういえば,この選挙では,教育は争点になってませんねえ。子どもを生みやすい環境を整えるってのは,まあいいとして,その後のことを政治家の皆さんはほとんど考えていない気がしますねえ。子どもをただの労働力,海外派遣する自衛隊の予備軍と考えている気はしますけどねえ。
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