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『コミック.H』ロッキング・オン(050820)
大学3年の長女が捨てようとしていた本。VOL.3の表紙を見て「お,江口寿史じゃん」と気が付き,もう1冊あったVOL.4と一緒にお勉強。
■『コミック.H』(MAY 2001 VOL.3,4)(ロッキング・オン/本体648円)
2冊とも2001年の発行。そういえば今は経営学部に所属している娘は,大学受験のときに「美術も勉強したい」なんて言ってましたな〜。漫画家になりたかったんだろうか? さくらももこさんみたいに…。
さて,この『コミック.H』はプロアマ問わず新人の作品を募集しており,中身はその中から選ばれた作品のようです。2冊読んだ感想は,「何だか若い人たちはフクザツな気分なんだな」ということ。絵のタッチといい,お話の内容といい,ちょっと暗めの作品が多いんですね。バカバカしい作品が1つもなかったのは残念。ヘッポコな世の中を笑ってやるセンスがないとさ,生きてくのは窮屈だしツライぞ…と,オジサンはアドバイスしたくなってしまいました。江口寿史さんの『すすめ!!パイレーツ』を読んで勉強してほしい。メチャメチャ可笑しかったぞ。あれは…。30年も前の作品だけど。
とはいえ,それでもいくつか印象に残る作品はあり,青森出身の成田をとさんの『クロエの時間』は,お話も棟方志功みたいな絵も面白かった。それと三谷裕希さんの『TRIP!
TRIP! TRIP!』は私好みの絵でした。三谷さんのバックに写真を貼る(下左のように)という小ワザも面白かった。デジカメの普及で,この手法は今や当たり前になっているのかもしれませんが私には新鮮でした。それと,どなたの作品だか忘れてしまいましたが,「涙で目の前がぼやけた」なんてシーンで,わざと絵をぼかしているもの(右下のように)もありました。それなりにいい勉強になりました。ちなみに,成田さんも三谷さんもネット検索でひっかかります。ご活躍のようで何よりでございます。
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