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『私の定年後』岩波書店編集部編(050815)
サラリーマンやってんだから,どこかで1回はこんなことを考えておかなきゃなと買っておいた本。ついに手に取りました。来年は48歳。もう1周したら60歳。36歳から48歳になるまでのスピードを思うと,そんなに遠い話とは思えない。会社がそこまで存続できるとも思えませんが,なので勤め先が倒産した場合の対処法を学ぶほうが優先なのかもしれませんが,まあ,いちおう定年後のことも勉強しておこうというところ。おジイちゃんになる心構えも早くしたいなあ。こちらは楽しみぢあ。ほっほっほっ。なんてね。
■『私の定年後』(岩波書店編集部編/岩波書店/本体1,200円)
さてさて岩波書店さん。すごい人ばっかり集めてないすか? というのが感想でございます。皆さん随分活動的で,ちっとも枯れてないんですね。私の父は仕事ができなくなってから一気に老け込んでしまったのですが,そういう人はここには出てこないんですね。「明るい定年後の過ごし方」とか「定年後も世の中の役に立ちましょう」(ま,それが生き甲斐になるということはここに出てきていらっしゃる方々が大いに語ってくれておりますし,私もそうだろうなとは思います)といった仕上がり。
ここに登場されご活躍されている方々には素直に「素晴らしいですね」と,申し上げたいですが,多くの定年後の方はこうではないのではないかとも思います。うーん。ちょっとなあ〜。小林一茶的定年後ってのはできないものでしょうかねえ。土光さんみたいにメザシ食べながら頑張るのも美しいのですが,一茶のようには行きませんか。まあ,年金をロクにもらえないであろう私ら世代であれば,やはり前向きに「生涯現役」で行くつもりでいなくてはいけないんでしょうけどね〜。やっぱり。何かなあ〜。そう思うとちょっとツライっすね〜。ガツガツ働いていた若いときと違ってノホホンと楽しみながら生きていけますよ,なんて話が聞きたいんですけどね〜。甘いか〜。
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