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『耕して育つ』石田周一(050716)
何かの雑誌の書評を見てAmazonで購入。「これは読んでおかないといけないな」と何故か思いました。こうした直感が近頃は,本についてはなかなか鋭い。当たり。
■『耕して育つ』(石田周一/コモンズ/本体1,900円)
石田周一さんは私より3つ年下。自閉症,ダウン症などの知的障害者のための地域作業所「グリーン」の所長。主に農作業をしているそうです。障害を少しでも軽くすること,また障害のある方の社会参加(働いて収入を得たり,地域の人たちと自然に交流すること)の場というのが地域作業所の位置づけのようです(曖昧ですみません)。そこでの苦労話が書かれています。
土や自然と格闘することで人は生き生きとするのだという話が多くの実例とともに語られ,親御さんや施設の方の奮闘ぶりがさらりと書かれています。この行間から読みとれる長期にわたる皆さんのご苦労や希望に平常心ではいられない。私はしっかり病気をしたお蔭で,病人の不安や希望については共有できるようになりましたが,障害のある方に関することについては観念的に学び感じるだけであります。とはいえ,親として,ここに出てくる皆さんのお話はズ〜ンとココロに染みました。我が家の子どもたち(特に息子)にも読ませようと思います。ちょっと価格がお高いのがナンですが…,オススメです。石田さんも偉いなあ〜。本当に。
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