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『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー(050430)
この本は1996年12月初版。随分前に人に薦められていたものの,『成功の法則』とか『成功の哲学』といったことに興味のない私は,ほったらかしにしていたのでした。「私の成績(=成功か失敗かなど)は私が決める」と,生意気にも思っているので,だれかに定義された「成功」なんぞに向かうための勉強なんていらんわい! と根深く思っているのでございます。
■『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著/ジェームス・スキナー,川西茂訳/キング・ベアー出版/本体1,942円)
で,何でこの本を読む気になったかというと,BOOK-OFFで100円で売っていたから。つまらなくても大したソンじゃないぞ…なんてね。
これは読んでよかったと思える本でした。単純に言って,自分の目標を定める…目標を実現するための努力項目を挙げる…努力項目を埋めるべく行動する…その行動を評価し再度計画を練る,と。そういうことの重要性を説いています。この本が優れているのは,個人でできることとそうでないことを峻別し,自分が影響できるところをコントロールすることによって,自立(自律)的個人としての自信もでき,他者との関係もうまくいくというプロセスを丁寧に追っているところ。納得できる話が多いです。尊敬する方々のことを思い浮かべながら読み,「なるほど,あの方は,こういう“徳”を身につけていらしたんだなあ」と,しばしば思ったことでした。印象的だった1つの事例を引用。あんまりさらっと書いてあったのでどのページだったかわからなくなってしまいましたが…。
家族でボーリングに行くときの話。それぞれが前回の家族間の勝敗を逆転(あるいは維持)するようプレーするのでなく,家族の合計点を前回より向上させるようにすればいい。…はは。これだけのことがわかっていれば,企業もクラスもチームとしてのパフォーマンスを最大化するよう努力するはずなんですけどね。
いい読書ができました。皆様にもおススメします。
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