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『ストリートワイズ』坪内祐三(041226)
タイトルがカッコイイ。ずっと前から読みたいなと思っていた本。ヤフオクで落札。本が来て気が付きましたが,サイン嫌いで有名な坪内祐三さんのサイン入り。ラッキー!
■『ストリートワイズ』(坪内祐三/晶文社/本体2,300円)
ひょえ〜。いま気づきましたが,この本,本体価格2,300円もするんですねえ。300ページぐらいしかないのに(厚さは2センチってとこ)。装幀は平野甲賀さん。編集担当は「あとがき」によると,あの中川六平さんらしいです(●近頃の読書(2003.4.16))。豪華メンバーで作られたにしても,庶民感覚からすると,これはちょっとお高いっすねえ。通常ルートで購入するには…。
さて,坪内祐三さんの文章にもだいぶ慣れて,この同級生(同い歳というだけですが)は相当面白いなあと思っているところです。福田恆存
( ふくだつねあり ) さん,丸山眞男さんらなどに関するムズカシイ話はよくわかりませんが,その他の,力道山やプロレス,野球の原辰徳さんあたりの話はよくわかる。
それにしても,坪内祐三さんの“世界との関わり方”が私とまったく違うことが本当に面白い。プロレスや野球の話をすればきっと熱くなって話ができそうだけれど(短気そうなところもリズムが合いそうですし),それ以外の部分では,もっともっとお話を聞かせてほしいなあ〜という感じです。
ちなみに私たちの世代では,遠藤周作・北杜夫・星新一・畑正憲なんて作家が流行ったんですが,今まで坪内祐三さんの本を読んだところではこうした人たちについて語られておりません。この頃,坪内さんは『朝日ジャーナル』とか『世界』を読んでらしたんですかね? 映画についてはそれなりに同時代性を感じるんですけどね(この本でも『レッド・サン』なんて,すっかり記憶の彼方にすっ飛んでいた作品名が出てきて懐かしかった。アラン・ドロン,チャールズ・ブロンソン,三船敏郎が共演。監督はテレンス・ヤングなのでございました)。
約1か月ぶりの坪内さんモノ(『慶応三年生まれ
七人の旋毛曲り』(2004.11.27))。今回も楽しませてくれました。次は何に出会えるかな?
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