『図解 たった5分の現代史』歴史ジャーナリズムの会編(041201)
 イスラエルとパレスチナ,イラクとアメリカ,インドとパキスタン,ロシアとチェチェン共和国…。モメているのはわかっているけど,その背景についての知識は超希薄。せめて常識的なセンぐらいは知識として持っていたい。…と,恥ずかしながら,そんなわけで,またこのテの本を買いました。『民族世界地図』以来のお勉強。

■『図解 たった5分の現代史』(歴史ジャーナリズムの会編/青春出版社/本体1,000円)

 この本は2部構成。第1部が「今日のニュースを読み解く現代史」。上に挙げた紛争だけでなく,コソボ内戦,クルド人問題などが扱われています。第2部が「知っているようで知らない現代史」。日中戦争,北方領土問題,米ソ冷戦,中東戦争,安保闘争,カンボジア内戦,文化大革命,イラン革命,ソ連のアフガニスタン侵攻,イラン・イラク戦争,ビルマの民主化運動,天安門事件,ソ連崩壊,アパルトヘイト,EU,米同時多発テロ,東ティモールなど。B5判(イミダスと同じ大きさ)。96ページ。各テーマは見開き2ページで記載。「たった5分」でこの見開きを読むというのがコンセプトですが,5分はちとキツイ。でも10分もあれば楽に読めます。私はこの本を全部読むのに5時間ぐらいかかりました。

 いろいろな本などからの抜粋が多く,“ありがち”“お気楽なツクリ”というのは簡単,記述にもときおり「???。専門家はこんなこと言わないだろう」というところがあるとはいえ,現代史=紛争史というわけでもないだろうとも思うものの,これだけのテーマをコンパクトにまとめてあるのはご立派。基礎知識の少ない私にとりましては,なかなか有意義な読書でした。子供たちの目に触れるようなところに,何気なく置いておこうと思います。


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