『病院にかかるときの知恵袋』宮子あずさ(041024)
 毎度のことながら宮子あずささんの本は面白い。おススメです。

■『病院にかかるときの知恵袋』(宮子あずさ/講談社+α新書/本体838円)

 それにしても,この書名はチトいただけない。帯にも「病気・病院と上手につきあう法!」とか書いてありますんで,買う人はいわゆる「ノウハウ本」を期待してしまいます。外来が空いている曜日・時間帯とか,治療費最小化の小技とか入院するときの必携グッズとか医師との関わり方とか看護婦さんにモテるにはどうしたらいいかとか(冗談。いちおう)…。

 書かれている内容は間違いなく面白いけれども,どういう書名ならお客さんに手に取ってもらえるだろうかと考えたときにいいアイデアが出ず,反則技に近いと承知の上で付けた書名という感じがします。講談社さんも大変だ。そういえばネーミングで,最近出た日本経済新聞にあった記事は面白かった。「草刈機まさお君」「ブッシュカッター・ジョージ」ですって! これはこの本とは何の関係もない話ですが…。

 さてさて。講談社さんのネーミングのご苦労はともかくとして,この本に書かれていることは文句なく面白い。1人の人間として,看護師として宮子さんがこれまでに学んでこられたことが素直に語られています。例によって失敗談の味付けも効いています。勇気が出ます。老若男女,健康な人・そうでない人,皆さんに是非読んでいただきたい。

 我が家では現在,『ハリーポッター』が回覧されています。高3の息子と大学生の娘はとっとと読んで,今はツマが眠る前に読んでいます。この本も家族全員に回覧モノです。まずは読むのが早い長女から回します。


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