『こころのかたち』なだいなだ(031129)
 会社の中で捨てられそうになっていた本をもらって来ました。1988年発行の本。なだいなださんの本がつまらないワケがない。わたくし的には安心して読める方。

■『こころのかたち』(なだいなだ/毎日新聞社/定価1,100円)

 

 なだいなださんの本を初めて読んだのは,多分,中学生の頃。遠藤周作―北杜夫―なだいなだ,なんてつながりだったような気がします。フロイトの『精神分析入門』『夢判断』なんてのも全然わからないなりに読んでいたりもして,心理学や精神分析に興味を持ち始めた頃。『パパのおくりもの』『帽子を…』『クレージイ・ドクターの回想』『れとると』『娘の学校』の中のどれかが出逢いだったと思います。
 なださんは小説も書かれるのですが,エッセイは精神科医として体験されたことを踏まえて,面白おかしく,ちょっとマジメというのがいつもの感じ。南伸坊さんと似たような語り口でございます。ときには大いにフンガイされたりもします。この本も期待を裏切らない出来で,かつ,久しぶりに「なだ節」に触れられて満足いたしました。


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